Liu Xiang Tea Salon

「リュウシャンティーサロン」での中国茶・台湾茶のレッスンの様子、季節ごとのインテリアの設えなどを綴っています。

新茶「獅峰龍井」毎日の味わいの違い

2012-05-24 | Tea Leaf/Tableware
今週の講義中のお茶は、
新茶「獅峰龍井」を私が淹れて、生徒さんに楽しんでいただいています。

湯を注ぐと柔らかい甘みが上品に広がり、思わず顔がほころんでしまうような香。
特徴的な豆の香り、新茶らしい爽やかで透きとおるような新鮮な味わいのお茶。



今週は毎日同じようにこのお茶を淹れています。
ほんのほんのわずかなのですが、微妙に甘みが強く感じられる日、少ない日、
苦味がほんの少し多く感じられる日、少ない日など、
毎日淹れていると感じる味の違いがあります。

本当はその違いがほんのわずかであってもあってはならないのですが、
ぬるいのがお好きな方に低い湯の温度を更に低くしてみたり、
濃い目が好きな方には茶葉の量をわずかに多くしたりと、
ほんのわずかなのですが、生徒さんの好みを少し考えて淹れていると、
すこしづつ味の違いを感じたりします。
まだまだ私も修行が足りないなーと思いつつ、
毎日、針の先ほどの違いをひそかに楽しんでいます。

明日はどんなお茶にしよう。
どんなお茶になるのだろう。

そのお茶本来の最高の味(真香真味)を引き出すのはもちろんなのですが、
相手のことを考えて淹れるお茶もまた違った味わいが楽しめます。


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