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星槎教育研究所ブログ★相談員の部屋

みんなちがって、みんないい。一人ひとりの宝物を見つけながら。

「見るを高める」研修会&懇親会 in 神楽坂

2009-10-05 15:59:59 | 特別支援教育セミナー 報告
以前このBLOGでも
「見るを高める」~オプトメトリストとLD通級担任の二人三脚
としてご紹介した長崎県の増本先生が上京なさり、
その機会に視機能の研修会をしてくださいました。


研修の内容は
●「見る」とは
●眼球運動や伝達でのつまずき
   複視・輻輳・追視・注視・不注意
●視知覚でのつまずき
   図と地の弁別・形の恒常性・視空間認知
   視覚的把持・目と手の供応
●出力過程でのつまずき
●事例AとB 
   DEMの推移・教室へのフィードバック
●まとめ

長崎弁でのあたたかな話しかたは ときに熱くなることも・・
「できないこと、苦手なことをやらせて 意欲をスポイルしないように」
「視機能の訓練で、色を塗ったり、線をなぞったりという経験値を増やすことは
 とても重要。(でも もともと苦手なところなので)いやにならないように
 楽しく意欲を高めながらやることが大事」

トレーニングの動画も見せていただき
一人ひとりを大切にしていることが伝わってきました。

参加なさったのは通級の担任・言葉ときこえの教室担任・
教育相談のカウンセラー・教育研究所の臨床心理士のかた・定時制高校の先生・
親の会の代表・就労支援のNPOの方々・特例子会社のスタッフなど
うちの生徒の保護者の方にもご案内しました。
メールをいただいたので 了解を得てご紹介します。


視機能についての増本先生の講演に呼んで戴き有難うございました。
経験豊富な先生のお話とビデオ映像を交えたプレゼンで

視機能の重要性について理解を深める事が出来ました。


○○は、キャッチボールやフライを捕る事が苦手など特徴的な症状が有り、
視機能が未発達な事は間違い有りません。
また一般児に対して一倍の苦労をし一所懸命努力をしていながら、
なかなかその事を周囲(学校の先生方も含めて)に理解してもらえない
子供の「困惑」を救い、
間違っても「あきらめ」につながら無いようにしなければならないと思いました。 (以下略)

「人一倍の苦労をし、一所懸命努力をしていながら
なかなかその事を周囲(学校の先生方も含めて)に理解してもらえない」
ということはよくあり、
増本先生もそのことを必死に訴えておられました。
それを伝えていくのが私たちの使命の一つと考えています。

研修会終了後は 懇親会です。
さまざまな立場の方との情報交換・意見交流をいたしました。

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2007・2008特別支援教育セミナー
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元気をもらった! 前向きに生きている感動があった。 価値観が変わった。

2009-09-25 21:51:00 | 特別支援教育セミナー 報告
9月22日のシンポジウム
ご参加いただいた皆様 ありがとうございました。
とてもいいお話でした。終了後何度もいただいた拍手がとても温かく
会場のみんなのおたがいを励まし合う声に聞こえました。

 



 



 



●3人の共通点は「自己肯定感をそだてたこと」
明石さんの、
できないことをできるようにしようとすると、否定的になり強要がおきて
パニックを起こさせてしまう、人嫌いになる。
 できるところを見ていくと、肯定的な声かけになり、自信や自己肯定感が
 育つ。肯定的な生き方になりチャレンジ精神もわいてくる。 
360度アンテナを広げ、細心の注意で できる「芽」を見つけ 成長を助けよう。
という言葉に そうそう!と 心の中で拍手を送り続けていました。

時間が足りませんでした。本当は3人の各々にもっと語ってほしかった。
残りはぜひ本を読んでください。
明石さんの3部作は 赤線を引きながら読みたいところがたくさん。
参考になります。納得し腑に落ちます。元気が出ます。オススメです。

【アンケートの感想より抜粋】

・お一人お一人のシンポジストの方々のお話をもっと聞きたかったです。直接、相談をしたいです。
・子どもに対する関わり方が変わると思いました。来てよかったです。
・今の現状をありのままに認めることの大切さや、具体的にどうしたらよいかも分かってよかったです。また、親がいろいろと決定していたことに反省しました。
・大変参考になりました。共通して感じたのは自信と自己決定による自立ということ、子どもの意思を尊重して育てていきたいと思います。
・3名の方のお話を聞くことができてよかったです。どれも時間が足りず残念でした。2回~3回にわけででももっとうかがいたかったです。
・とてもためになるお話が盛りたくさんで、大変参考になりました。
・子どもを育てて経験談をもっと提供してほしいと思いました。
・御三方の貴重な体験談はとても心を広めてくれました。それとともに子どもを支援するために、自信を持たせ、自己選択する環境をつくっていきたいと思います。
・一人ひとりの親が自信を持ち、自立していると思いました。前向きに生きていることに感動しました。
・いつも幅広い視点からのセミナーをありがたく思っております。
・自分も本人もすこし肩の力を抜いて楽しみながら、いろいろなことを受け入れていこうと思います。
・同じようなご苦労をされた方がたくさんいらっしゃることがわかり、勇気づけられました。将来、建築家になりたいという娘の夢がかなうと信じてがんばります。
・自分のかかわり方をもう一度よく考え、子どもが自分のよいところ、できるところ、自己肯定感が持てることを思いました。
・力強い三名のお母さま方の話をうかがうことができ、勇気をいただきました。徹之さんに会えて感動しました。
・新堀先生がお話をされている最中で涙を流されていたのが特に印象に残りました。そのご苦労から導き出したご自身の結論というものに心を動かされたのは私だけではないと思います。本日はありがとうございました。
・実際に障害を抱えるお母さま方とお話できてよかったです。ありがとうございました。
・ポジティブに親が生きることが大事である、人を好きになる子ども、上手に他人に依存できる子どもに育てたい。
・最終目標を、「社会人として働き続けること」としているので、大変参考になりました。
・すでに就労されている方のお母さま方のお話はとても参考になります。子どもの選択肢を増やすのは親の役割と思ったときかた、私自身がんばれました。親も疲れるときもあるけれども、目的を持つことで、またがんばれると思います。それを再認識しました。
・最近、仕事をしていて、学校と家庭での連携の必要性を痛感しています。さらに子どもたちが、今後、その子のよさが出て、生き生きと生活していくためには、何をこの時期にしたらよいのかを考えているところに今回のセミナーを知りました。明日から支援の姿勢、支援方法を加えていこうと思っています。ありがとうございました。
・障害のある・なしにかかわらず、すべての子どもの自立・自律にとって有意義なお話でした。母親がまず、第一の支援者になりたいものです。そのためにも母親をサポートする必要がありますよね。
・二次障害にいっている子が学校では多いと思います。支援の間違った方法、とてもこわいと思います。仕事に力が湧いてきました、勇気が湧いてきました、やる気がわいています。
・「前例がないからあきらめないこと」という明石さんのことばに勇気づけられました。
・実体験に基づく大変貴重なお話をたくさん聞くことができ、とても参考になりました。
・お話をうかがって、元気になりました。希望が持て、明るい気持ちになりました。まわりを変えていける明石徹之さんに感動しました。
・先生方が母親としての経験があり、素直に耳を傾けることができました・本人のために、親としてするべきこと、また、してはいけないことがよくわかりました。とても難しいことですが、努力しようと思います。
・3人の先生方が今をいきいきと生きていられる様子を窺い、自分もいずれは今の大変さを前向きに受け止められるようになるのかなと、少し希望が持てました。悪いことだけに目を向けるのは、自分にも子どもにとってもよくないですよね。
・それぞれの方の子育ての軌跡をたどれて、とても勉強になりました。親はおおらかに、細やかに、明るく子育てをしなくては・・・と思いました。
・母親がよいと思うものを押し付けてきたように思います。もっともっと本人のやりたいことを聞いていきたいと思います。
・現在、クラスにいる障害のある子ども(その親)のよき支援者となれるよう、今後も勉強をつづけていきたいと思います。
・選択肢を与える大切さ、自己決定力をはぐくむ大切さをあらためて感じたセミナーでした。
・後援者ご自身のご苦労を生の声でうかがえて、大変参考になりました。選ぶ(自己決定)が大事だと感じました。
・3人の方々のお話、それぞれ前向きに子どもの特性をとらえるお姿がうかがえて、大変ためになりました。
・いいところを何とか見つけていきたいと思います。
・現在、下の子が高校1年生で自閉症ですので、将来に不安がありましたが、とても参考になり、元気をもらいました。
・我が家と重なるところもあり、大変参考になりました。
・3人の方々のお話を聞き、感動しました。心にひびくことば、キーワードも多く、今日来て本当によかったと思いました。新堀さんのお話には涙が出て、そして元気と勇気がわいてきました。
・今日のお話では足りなく思いましたので、本を読ませていただこうと思いました。
・偏見を抱いていたほかの親がその考えを変えて支援者となったことを聞いて、偏見に負けてはいけない気持ちを持つことの体制さを思いました。
・3人の方に共通して、健常児も障害児も育て方、大人の心持ち方は同じでいいのだと思いました。
・非常に参考になりました。現在、高2ですが、今から就労に向けた活動をしなければならないと感じました。学校の先生方にはご協力をお願いしたいと改めて思いました。
・「選ぶ力」を育てるという始点に気づきました。
・最後に三森先生がおっしゃられていたように、自分のできることを少しずつ価値観をかえつつ、やっていこうと思いました。
・高3の受験の息子の受験へのアドバイスがあればと思って参加しました。やはり、親の思いではなく、子どもの生きやすい、過ごしやすい大学、子どもの意見(思い)を大切にしようと思いました。

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武藏博文先生の思いっきり支援ツールセミナー ご報告

2009-09-14 18:14:58 | 特別支援教育セミナー 報告
発達障害理解セミナー第2回 武藏博文先生の
思いっきり支援ツールセミナーを大阪で開催いたしました。
講師の武藏先生が止まったままの新幹線内に1時間以上閉じ込められるという
ハプニングがあり、20分遅れでスタートしたセミナーでしたが、
たくさんの支援ツールをご紹介いただき、とても参考になったという声を
全国の各会場からいただきました。


大切なことはたくさんありましたが
印象に残ったのは次のことです。

①発達障害のできないところをできるようにするのではなく
 できるところ(強み・長所)を活かし
 できないところ(弱み・苦手)をサポートするものである。

②「いつでも見て、確認できて、自分で行える」ような
 自発性を促すものである。
  ※ となりで指示を出し続けなければならないようではダメ

場面・活動をこえて活用できる(学校だけでなく、家庭や地域も含めて)
 年齢・学年をこえて活用できる(学校を卒業した後も)
 ユニバーサルデザイン型である。







【受講者の感想を順不同でご紹介いたします】

・先生の本は買ってあったのですが、どのように、どれから実践していけばいいのかわからなくて使っていませんでした。できるものからでよいことがわかってよかったです。チャレンジ日記の使い方がよくわかりました。
・支援ツールのことをはじめて知り、一度、本を読んでみたいと思います。(保護者)
・ただ単にツールを作るのではなくて、どうやったらうまくツールが生かせるのかを考えて、その上で作るということが大切なんだとわかりました。使わなくてもできることにツールを組み込んで使う練習をするというのが、自分の中でとても意外でしたが、納得しました。(学生)
・大変参考になりました。支援ツールを作るには親の考え方、生き方がしっかりあってのことですね。ありがとうございました。(保護者)
・武藏先生の人柄がとても伝わってくる講義であり、質問にも丁寧に答えていただき、参加して大変よかったです。(特別支援学校教員)
・支援ツールも作るだけではダメ、使いこなせてこそのものなのだということを、再確認させてもらいました。
・自分の作成したサポートブックを見直す上でのいいヒントをたくさんいただきました。本人が自立するためにどのように支援すればいいのかのアドバイスをありがとうございました。(保護者)
・あらためて今の様子に合わせたものを作ってみたりしようと思います。ありがとうございます。(保護者)
・とても分かりやすく、本当に保護者にとって、聞きたかった内容でした。サポートブックについても、もう少し必要な内容に絞り込むようにしないといけないと考えました。そして、実際にこうなったときどうすれば良いか、具体的に書かないと意味がないのだなと実感しました。(保護者)
・支援員として、ある子どもに関わるのはあくまでも期間限定であり、卒業後のことも常に視野に入れなければ・・・と思うのですが、つい目先のことにとらわれがちです。本人が自分から使いたくなるようなツールを考えながら、一緒に楽しむことが大事だと気づかされました。(支援員)
・今までもやっていましたが、なかなか自主性につながらなかった。途中までの支援で切れていたことを今日のお話で気づけました。とても参考になりました。具体的な例があり、わかりやすかったです。(保育士)
・だれもが、いつからでも簡単にできる方法で、自立のきっかけができて、一つひとつ根気よく積み上げ、徐々にステップアップできればよいと思います。(保護者)
・子どもたちがポジティブ・前向きな生活になれるよう、支援していくこと、評価に評価を重ねていくことが大事ということをお聞きし、明日からまた元気に子どもたちと関わろうと思いました。ありがとうございました。(小学校教員)
・支援ツールについての考え方がよく理解できました。支援ツールをぜひ積極的に取り入れようと思った。(カウンセラー)
・具体的に支援がイメージできてよかった。(保護者)
・支援ツールの必要性、作成するときの考え方など、とても参考になりました。ありがとうございました。(保護者)
・全体的なお話だったので、もっと状況に応じた対応の仕方などを具体的に聞いてみたいです。(保護者)
・今回参加してみて、障害のない子どもとのかかわり方や、子育てにも共通する、親としての心の持ち方を教えられたように思います。(教員)
・わかりやすく、とても良かったです。支援ツールを有効的に活用できれば良いと思いました。それにはまず、職場の共通理解が必要だと思いました。(保育士)
・10月から、特別支援学校の方で仕事をするので、とても役立った。(学生)
・支援をあせりがちになっていることに気づき、反省しました。
・思いっきり支援ツールの本を購入したものの、セミナー等で具体的なお話を聞いたことがなく、日々「これでいいのかな?」と思っていました。今回、支援ツールに関わる骨組みのお話をうかがえたことで、今後利用していく際に、振り返ることができるようになったと思います。(保護者・学生)
・作成のポイントがよくわかりました。ありがとうございます。実際に作成する場合、当時者と身近な人の援助が必要なので、その作業をすることの難しさを感じています。今回のポイントを改めて認でき、大変助かりました。実際の作成をサポートしていけたらと思っています。(カウンセラー・保護者・学生)
・「確かめて(参照して)自ら行う」を日々実践中の息子は大学1年生(高機能広汎性発達障害)。年齢的に、今から使える支援ツールは少ないですが、母親の私が作る手順表からも少しずつ卒業して、自分で次はどうすべきか、分からなかったらだれにきくべきかを考えられるようになってきたようです。親としては、「文句は言わずにほめて認める」「三日坊主でよい」「認めて評価することを重ねて繰り返す」「必要なときだけ必要な支援をする」を肝に銘じたいと思いました。手助けを減らしていかなければと思いました。(保護者)
・今までできないことをできるようにと思い、かなり無理強いをしてしまったところがありました。今日のセミナーを受講し、できないことはできないのだから、できることをとことん取り組むという講義に、目からウロコです。(保護者)
・武藏先生がおっしゃっていることは良いことなのですが、前半は具体的な話ではなく、漠然としていたので分かりづらかったです。本を見ないとわからないような感じでした。(保護者・支援員)
・支援ブックとシートの見本があると良いと思いました。手作りとなると、親がADDやADHDである場合取り組めないことがあると思いました。(無記名)
・専門の先生の講演を遠方に行かずに聞けてよかったです。
分かりやすい内容で、現場でも生かせると思いました。(特別支援学校教員)
・基本的な支援の心構えを再確認できました(できることを伸ばす教育)。ありがとうございました。(保護者)
・先生の本は買ってはいましたが、具体的に使いこなすための考え方が抜けていました。非常に役立ちました。(会社員)
・大変参考になりました。自立ということ、実用ということ等考えさせられました。具体的な事例を説明、紹介いただければ、より分かりやすかったと思います。(大学教員)
・もう少し早いうち(子どもが小さいとき)から、このようなセミナーなどに参加できたらよかったなと思いました。我が子は今中3で、進路に頭を痛めております。就労に関するセミナーもどのような支援があるかなど、教えていただけたらと思います。(保護者)
・「できないことはできない。課題にするのではなく、まずできることで自信をつけさせてあげる」というお話に納得しました。『思いっきり支援ツール』の本をぜひ読んでみたいと思います。(塾講師)
・子どもが小学生のころはこのようなセミナーなどに参加して、自分の子どもへの接し方を修正したりしていたのですが、久しぶりに参加して、自分を振り返るよい機会になりました。(保護者)
・もっといろいろと知りたいと思いました。あとは、先生の本を読んで勉強していきたいと思います。これからも「自分でできちゃった!」という支援を続けていきたいと思います。(保護者)
・親が家庭でできそうな支援方法が具体的にわかり、とても参考になりました。(保育士・保護者)


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爆笑と号泣につつまれて②~うすいまさとさん&尾崎ミオさんライブ★トークショー

2009-07-07 16:19:36 | 特別支援教育セミナー 報告
うすいさんのライブのあとは尾崎さんのお話と二人の対談。
これもとても楽しいものでした。


【保護者から尾崎さんへいただいた感想】

うすいさんの歌に感動して涙で言葉が出てこない尾崎さんの姿は、
とっても人間味溢れていていました☆☆☆

私も、うすいさんの歌に顔がぐちゃぐゃになり…、
そしてミオさんの話にも納得しスゴク共感し、
今回もまた、元気をいっぱいいっぱい頂き、
楽しい一時を過ごすことができました(⌒‐⌒)V

最後の~
  ・周りの大人が自律した存在である事
  ・まず大人が幸せである事
  ・自分も他人も許せている事
  ・暖かい繋がりをもっている事
というお話は本当に大事なことだと思いました。

私も長い間親の会をやりつづけていますが、
まずは、スゴク大変な思いをして疲れてる親自身が、色々と楽しみ、
リフレッシュして元気な笑顔になる事。
そして、ありのままの我が子を全て受け入れ、
ありのままで向き合う事が大切。だといつもいつも思っています。

まさに『大人も子どもも人生を味わいましょう』ですねッ!! 以上抜粋


昨年の内山先生のセミナーでは わたしの講師紹介の内容に
動揺して 笑いながら登場し DVDでは最初の部分をカットしました。

今年は うすいさんの歌に「ママ」のツボを押されてウルウルしながら
動揺して 泣きながら登場。今年のDVDも最初の部分カットかもしれません。


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年間指導計画実例・1年~6年までのプログラム一覧・紙面見本・パンフレットはこちらをご覧ください  

爆笑と号泣につつまれて①・・・・うすいまさとさん&尾崎ミオさん ライブ★トークショー

2009-07-06 21:09:55 | 特別支援教育セミナー 報告
窓の外は雨に濡れたフレッシュな緑
そんな星槎大学湘南大礒キャンパスの教室で
うすいまさとさん&尾崎ミオさんのライブ★トークショーが開催されました。
大会場にはない心の通うアットホームなショーとなりました。

「ママへ」「君の手を離すその日まで」では
あちこちで滂沱の涙・・・
司会のわたしもハンカチが手元になく困ってしまいました。
(壇上の尾崎さんも必死に堪えていたけど、あれは号泣でしょう。)



【うすいさんからいただいたメールより抜粋】

昨日は、本当に楽しかったです。
ありがとうございました。
講演会は、主催者の方の思いが
そのまま会場の雰囲気にでますよね。
とても、暖かい心の交流ができた気がします。
・・・中略・・・
質問コーナーで
詰まってしまったところ。
「どうしたら受容できるのか」
「どうしたら父親参加を勧めることができるのか」
本当に貴重なご質問でした、うれしいです。
今後の課題として、考えながら活動していきたいと思います。

終了後のお茶会でも
みなさんそれぞれの思いで啓発や関わりをされていて、
迷いながらも前向きに生きていくその姿に触れて
とても、感慨深いものがありました。
私は、これからも歌でしっかりと伝えていかなくてはと
決意をあらたにしたところです。

今後のセミナーも楽しみですね!
今後とも、どうか、よろしくおねがいいたします!



【参加した皆様からいただいた感想の一部をご紹介します】
・「ママへ」で泣きました。笑いの絶えないよいお話しでした。
・お二人とも明るくて、話を聞いているだけで元気をもらいました。
・とても穏やかになりました。(保護者)
・より多くの人に発達障害を理解していただける場になって、良いセミナーでした。(保護者)
・少し気持ちが楽になった気がします。ありがとうございました。(保護者)
・親の愛の深さ、強さ、考え方、そして明るさ、元気、そして悩みを感じました。理解する、支援する方法はいろいろあって良いと再認識しました。「発達障害」やその他の「障害」、また「自立・自律」の捉え方の違いが大変有益でした。(支援員)
・うすいさんのライブ&トークも生で聴けて、親の思いがすごく伝わり、やはり大磯に来て良かったです。ミオさんの話もとてもパワフルで楽しかったです。次回も楽しみです。(学童保育所指導員)
・親としての思いに学ぶことがたくさんありました。(幼稚園教員)
・堅苦しいイメージを持っていったら全然違いました。本当に来て良かったです。(保護者)
・当事者の方の声を聞くことで、親としても力が湧いてきました。(保護者・保育士・児童厚生員)
・なかなか外で話を聞く機会がないので、このセミナーで大変勉強になり、気持ちも楽になりました。(会社員・保護者)
・自分が自立していることが大切であることを知りました。そうすることで、発達障害の人も自然と自立できてくることが判りました。まわりが自立することです。(高校教員)
・子どもの可能性を信じている思いの大切さを感じました。自閉症の当事者の立場で考えることの大切さを感じました。(保護者)
・尾崎さんのお話がとても参考になりました。「発達障害」をいかに周りに伝えるかですよね。(保護者)
・もっともっと親として、今、努力できることをしていく、まだ、私自信努力が足りないと気づかされました。ありがとうございました。(保護者)
・生のステージメッセージを受け取ったことがとてもよかったです。大磯キャンパスは想像していた通りの緑深いのびのびできる明るい環境でした。社会性を持ってほしいと思うのをやめにしようと思いました。今のままでいいと、楽しんでくれれば・・・(保護者)
・うすいさんの歌もお話もとてもすてきで、楽しかったです。代のお父さんたちが、みな、うすいさんのようなお父さんだったら、いいなと思いました。子育てをお母さんにだけ押し付けないで、お母さんを孤立させないことが大切だなと思いました。(保護者)
・最初、今回のセミナーの主旨と自分の思いが少し違うと感じていましたが、うすいまさとさんの歌の前に、「自分が死んだ後の子どもを思うと」というところがあり、親の思いは同じで、みんなセミナーで探っているんだと思いました。(会社員)
・3月まで中学校の教員をしていました。クラスに自閉の子がいたときがあり、重なりました。その子のお母さんはとても前向きに活動される方で、子どももよくがんばっていたことを思い出します。今は、相談員をやっているので、今日のお話が参考になりました。(相談員)
・忘れがちで大切なことがすごく多かったので、ほめること、プラスな気分になるようなことをベースにかかわっていくことの大切さを学びました。(学生)
・自分だけではないんだ(我が家だけが・・・)と、みんな、いろいろな思いをされているということ、(自分らしくあればいいのかな)がわかりました。今日は思い切って参加させていただいてよかったです。ありがとうございました。
以前、高校の帰り電車での出来事で。確認の異常な息子の様子を見て、横に座る女子が、ぼそぼそ言い出し、笑い出した時、親として何とも言えない気持ちでしたが、降りるまで、ぐっとこらえ、見守り、いざ降りる際に「また、この電車に乗せてもらうことがあるかと思いますが、どうぞ個性をご理解くださいね」とさらっと言い、微笑んでおりようとした。そのとき、同じ車両に乗っていた(少し離れて座っていた)お母さまが大きな拍手をしてくださいました。電車から降りてから、母涙々でした。地元地域と、今後、行くところ行くところで、親子を今まで以上にさらけ出して一人でも多くの方の理解者を広げていけたらと思います。(息子を通して、同じような子どもさんたちのためにも)。今日は本当にためになりました。先生方、ありがとうございました。(保護者)
・暗い気持ちではなく、明るくつきあえることの大切さを感じました。(祖母)
・歌はやはり生で聴きたかったです。今まで2回うすいまさとさんのコンサートに行きましたが、生で聴く方が断然良いです。講演は大変興味深く楽しかったです。(特別支援学校教員)
・うすいさんの大きな心に感動しました。尾崎さんの本、ぜひ読んでみたいと思います。子どももいじめにあいました。でも今は元気です。(保護者)
・子どものこだわりや行動を楽しむことが大切だと思いました。ライブもあり、楽しいセミナーでした、ありがとうございました(保護者)
・親として、この大学の学生として、このセミナーに参加することができ、とても勉強になりました。今まで、「こだわり」を減らすことばかり注目していた気持ちから、「こだわり」を増やしていけばよい!ということを学び、とても気持ちが楽になりました。(保護者)

    一部のご紹介です。

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自閉症スペクトラムの人たちの自己肯定感の育て方 ~特性から考えた理論と実践

2008-11-06 07:07:59 | 特別支援教育セミナー 報告
星槎教育研究所・星槎大学共催セミナー
いよいよ今年度の最終回第7回です。
待望の内山先生に 尾崎ミオさん 高森明さんの
楽しみな顔合わせです。
メイン会場は定員が120名ですのでお早めにお申し込みください。


自閉症スペクトラムへの支援
「自閉症スペクトラムの人たちの自己肯定感の育て方 
 ~特性から考えた理論と実践」

   講師 内山 登紀夫 (うちやま ときお)
         よこはま発達クリニック院長 大妻女子大学 教授
      
      ゲスト 尾崎 ミオ NPO東京都自閉症協会副代表  
          高森 明 「アスペルガー当事者が語る特別支援教育」著者

     2008年12月6日(土)
   
    ライブ会場 横浜(鶴見会館)

    TV会議会場 星槎大学総合研究所(芦別)
    星槎大学学習センター(札幌・仙台・郡山・立川・富山
              ・福井・浜松・大阪・広島・福岡西・沖縄)
    夢作志学院(栃木県宇都宮市)
    興学社高等学院(千葉県松戸市)
    M-net アビニオンスクール(静岡県静岡市)
    今治高等学院(愛媛県今治市)
    スタディーサポート(岡山県岡山市)
    明聖館高等学院(香川県高松市)

自閉症スペクトラムの人は、周りの人から理解されにくい上、
「今の自分でよい」という自己肯定感や
「やればできる」という自己効力感も得にくく、
常に不安感や生きづらさ、被害的な思いを抱えながら
日々がんばっていることが少なくありません。

このような自閉症スペクトラムの方たちに対して、
家族や教師、支援者はどのようにかかわればよいのでしょうか。

今回のセミナーでは社会性・コミュニケーション
・社会的イマジネーションの特性や感覚の偏りなど、
自閉症スペクトラムの特性から考えた理論と実践について、
内山先生にお話いただきます。
また、ゲストとして、
親の立場からNPO東京都自閉症協会副代表の尾崎ミオさんに、
当事者の立場から、「アスペルガー当事者が語る特別支援教育」著者の高森明さん
にもお話いただきます。

ぜひ お誘いあわせご参加ください。
当日、お子様が小さい、会場が遠い、予定があるなどの理由で参加できない方
 には全7回のDVD受講もありますのでご利用ください。

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伊藤一美先生 算数障害のセミナーに多数お出かけくださりありがとうございました。

2008-10-06 06:13:36 | 特別支援教育セミナー 報告
伊藤一美先生 算数障害への支援
「算数・数学につまずきを示す子どもたちの理解と評価について」
のセミナーに多数お出かけくださいまして 誠にありがとうございました。

芦別の星槎大学本校から 学長もメッセージをくださいました。

くわしくは またご報告させていただきます。



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発達性ディスレクシアのスクリーニングと支援 ご報告①

2008-09-21 11:32:43 | 特別支援教育セミナー 報告
9月13日札幌で開催した 宇野彰先生の
発達性ディスレクシア(読み書き障害)のスクリーニングと支援
全国で 多くの方にお集まりいただきありがとうございます。

宇野先生のお話によると
●学校での発達性読み書き障害児(典型例)
  会話では通常の児童という印象を持つことが多い。
  むしろ、素直で、躾がよくされている、利発であるという印象が強い。
  しかし、学年が高くなるにつれ、消極的な態度と声量が小さい様子が
  観察され、人間全体としての自信を喪失しているように思われる。
知能が高い子も「どうせオレはバカだから・・・」という言い方を
  するようになることが多い。また 他人に理解されないという意識を
  形成しやすい。

●発達性dyslexiaは 観察だけではわからないので
 客観的な検査が必須である。
 普通 テストで90点というとできているように思うが
 ひらがな・カタカナは90%読み書きできているのでは不合格。
 今は90%以上の子どもは就学前に自然に字を覚えるので、
 覚えていない子については早めのサポートの重要な入り口になる。

●「練習不足でできないのではないか」
 「たくさん練習すればできるのではないか」という精神論的な
 考え方が 多くのディスレクシアの子どもを苦しめる。

●支援
  目が不自由な児童がいると想定した授業にする
  板書の際、必ず音読しながら書く、繰り返し口頭で説明する。
  板書の清書の宿題は止める
  テストの際、問題を読み上げる(音読)
  漢字の宿題やテストの時は配慮する
  (量のコントロール、出題課題を一部教える、など)
  音読(+意味)>書字
  ひらがな、かたかな>漢字
   (ローマ字入力、漢字変換、漢字学習)
  筆順にはこだわらない。(ただし、いつも同じか基準で)
  教科書がCDになるといい。(音声言語化)


トム・クルーズは発達性ディスレクシアという話から始まりました。

宇野先生が監修なさったディスレクシアの少年が主人公の
漫画「ファンタジウム」のお話も・・・
http://www1.odn.ne.jp/kamiya-ta/fantasium.html



続く
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発達特性の視点を持った
教員・支援員・相談員・親のための
2008特別支援教育セミナー
お申し込みはこちら
http://www.seisa.ac.jp/information/seminarall.html

小川浩先生 セミナーに 全国から熱意のこもった声が寄せられました!

2008-08-02 01:44:56 | 特別支援教育セミナー 報告
ご報告がおそくなりましたが、小川浩先生のセミナーに
北海道から沖縄まで、教師、保護者、就労支援センタースタッフなど
多くの方にご参加いただきました。

多くの実例・データに基づいたお話は、わかりやすく具体的で
現実を理解することができました。



質疑応答の時間は 全国からあふれんばかりのご質問をFAXでいただきました。
それに一つひとつ丁寧にお答えいただきました。
後日 このHPでも掲載を予定しています。


後に 保護者の方から感想をいただきましたので
ご紹介いたします。

保護者からの感想
●分かりやすい語り口調に誠実なお人柄がにじみ出ていて、
 毎回「なるほど」と納得して帰ることができます。
 私のように高校生の子を持つ親にとっては、目の前に迫った就職問題。
 果たして、社会に出て自立してやっていけるのかという大きな不安に、
 具体的かつ的確なアドバイスとなる今回の講演内容は大変参考になりました。

 どのような窓口にどのように支援を求めればよいのか、
 働き続けるとはどういうことなのか、
 手帳の取得の意味とは・・・等々、
 親がそれを知っているのと知らないのとでは、大きな違いです。

 出席者の多くが重要な「気づき」を得られたことを感謝いたします。
 どうもありがとうございました。
 
●昼夜逆転の生活をする我が子に、
 果たして卒業後一社会人としてちゃんとやっていかれるのかと
 親なりに心配しておりましたが、今回のセミナーに参加させていただき、
 重要な気づきを得ました。
 相談機関の利用の仕方も具体的に教えていただき、
 本当に有意義な一日を過ごさせていただきました。
 ありがとうございました。

●セミナーの第一回目は、ジョブコーチをされている小川浩先生に、
 支援員の立場から企業と就労者との関係、
 支援機関の利用などわかりやすく講演していただきました。
 発達障害という意識もなく、社会人として長く働く内に
 就労困難となる人も少なくありません。
 今回のセミナーは、障害の認識と受容の仕方、
 また企業の望みにどう上手に沿っていけば良いかなど、
 小川先生がジョブコーチをされてきた経験をもとに
 具体的に学ぶ事ができました。
 特に支援の為の情報収集にさまざまな関係機関が
 利用されている事を知りました。
 就労に悩みやつまづきが出た時には、ハローワークをはじめ各種支援センター、 ニート対策の社会資源などを頼る事で、
 悩みを前向きな生き方へと変えていけるという、
 うれしい励ましをいただけました。

●学校にいるうちは守られていても、
 社会の中で自立できるかという壁が目の前に
 大きく立ちはだかっているこの時期、
 小川先生の講演は支援機関をどう利用したらいいか、
 障害者手帳の持つ力、 障害者枠での就職と
 それを受け入れる企業の事情と考え方、
 など具体的でわかりやすく、とても興味深かったです。
 すぐに使わなくても、知っていれば役に立つ情報で、参考になりました。
 
●星槎のセミナーには昨年より通しで参加させていただいてきましたが、
 今年度はより実践的かつ具体的内容で、難し過ぎず、
 聞いていてもわかりやすいし、自分の子供にも即役立つ内容だと感じました。
 今後もできるかぎり参加して、目からウロコをポロポロ落としたいと思います。
 親がいろんな情報や知識を持っているのといないのとでは、
 我が子への対応、ひいては子供の将来に大きな差が出るように思います。
 皆さんも、一緒に勉強しませんか? 子供のため、そして自分のために。

セミナー実施後のアンケートより
・発達障害の就労の現状をわかりやすく話をしてもらえた。
 特に、今までの知的障害中心の就労支援との違い、障害者雇用へのつなげ方、
 企業の支援の入り方など発達障害に応じた支援がよく理解できた。

・関係機関の活用の仕方など、実際に知りたい情報が多く大いに役立ちました。

・小川先生の話はいつ伺っても、実直で誠実な支援者としての姿勢に
 感じ入ります。

・子どもの現在の課題と、就労後にかける課題がつながるということが
 よくわかりました。

・療育手帳については今まで関係がない、必要がないという風に
 思っていましたが、将来の就労を考えると必要なものかなと思いました。

・子どもが今後どのような進路を選ぶことが
 将来の幸せにつながるのかを考える上で大変勉強になりました。

・手帳の有無による支援の違いなど勉強になりました。

・具体的で、高校生の子どもを持つ私たちには、今すぐに役立つ内容でした。

・高校卒業後の進路について、親として今何をするべきか見えてきて
 大変役立ちました。

・今日のお話で、親としての行動の仕方がわかりました。

・一番気になる高校卒業後の実態を聞けてよかったと同時に、
 現実の厳しさを痛感いたしました。

・発達障害の子どもが大人になった今、
 支援の手立てを見失っている状態だったので、今日は大変勉強になりました。

・具体的でためになるお話でした。
 今後の取組みの糸口を見出せる部分もたくさんあり勉強になりました。

・実際の発達障害の子どもたちが、
 将来どうなっていくのかを考える良い機会になりました。

・とても自分の子どもに当てはまる課題でしたので、
 これからの就労活動にとても参考になりました。

・発達障害の人が障害者手帳をとれることを知り、よかったと思います。

・就労支援のあり方、活用方法について学ぶことができました。

・先回りの介入で、ニセの成功を作ってしまう、とありましたが、
 ついこういうことをしてしまっているかもしれないと気づかされました。
 支援も大切だけど、うまくいかないことの体験も本当に本人に必要なことだと
 感じました。

・苦手なこと嫌いなことでも我慢して続けることを体験させることも
 大切だと思います。

・就労のことがとても気にかかっていましたので、
 今日のセミナーを受講して、随分安心しました。

・今日のお話で、手帳取得に向けて動いてみようという気持ちになりました。
 親として、就労で失敗したときに、受け止められる相談先が見えたことが
 本当によかったです。

・将来の就労を視野に入れた学習や進路指導も大切と感じた。

・地域格差がなくなり、多くの支援が受けられるようになることが
 一番だなと思いました。

・手帳の取得のことを前向きに考えていきたいと思います。

・未来へ向けた貴重な講義でした。
 現実は厳しいですが、その中でも自立へ向けた方策が
 まだまだたくさんあることの意を強くしました。

・学校で今何が必要か、学力以外にもつけるべきことがあるような気がしました。

・保護者にとっては少し厳しい内容でしたが、現実はそうなのだと思います。

・学校を出た後の支援について改めて考えさせられ、とても有意義な内容でした。

・「学齢期に家での一歩」「青年期の一歩」
 明日からの指導に生きるアドバイスをたくさんいただけました。
 就労の関係機関を頭の中で整理することができました。

・就労に向けて、障害を持つ生徒への配慮点や保護者と共に考える際の
 情報提供に参考になりました。

・本当に勉強になりました。
 高等学校において、発達障害を持っている子どもに対して、
 どんなことを考えていくべきか課題がもてたような気がします。
 他の職員にも伝えていきたいと思います。

たくさんの感想に主催者としても
とても勇気付けられました。
  

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発達特性の視点を持った
教員・支援員・相談員・親のための
2008特別支援教育セミナー
お申し込みはこちら
http://www.seisa.ac.jp/information/seminarall.html



水野薫先生 セミナー ご報告

2007-08-02 13:45:37 | 特別支援教育セミナー 報告
7月8日(日)星槎大学・星槎国際高等学校 郡山学習センターにて
「不登校・ひきこもりの背景にある軽度の発達障害」シリーズ【全7回】
http://seisa.ed.jp/npo/seminar01.html

十一元三先生の基調講演に続く 第一弾として
福島大学大学院 水野薫先生の特別支援教育セミナー
『誤解されがちな子たちへ~ 二次障害を防ぐための支援について』を
開催いたしました。


会場はライブ会場郡山から発信し 札幌から沖縄まで
全国10箇所を双方向でつなぐ TV会議システムで行いました。


水野先生は 現在も大学で子どもとかかわりながら教鞭をとるだけでなく、
ながやまメンタルクリニック、むさしの小児発達クリニックで
臨床心理士もなさっており、現場から見た 感じたお話をたくさん伺えました。


誤解されやすい子どもたち

たとえば 「何度いったらわかるんだ!」としかられる子どもたち
でもその背景には・・・・こういう困難があるかもしれません。

「聞いていない」    注意の集中,言語理解力
「ちゃんと聞いていない」 言語理解力,継次処理,ワーキングメモリー
「聞き間違える」    注意集中,音の認知,意味理解,想像力
「一方的」       注意,意味理解,社会的相互交渉,想像力

二次症状による困難
  失敗しそうなことはやりたくない
  自分にはとても無理だからやらない
  誰も分かってくれない
  みんなが自分をばかにする
  みんなに嫌われている,外されている
  いつも自分は損ばかり
  何をやってもうまくいくわけない

適応障害
  不登校、選択性緘黙、反抗、無気力、暴力 等
  第一義的に、発達障害が隠れていることがある。

困難の背景にあるもの
  社会的認知の障害
  言語・コミュニケーション障害
  イマジネーション障害
  実行機能障害
  感覚過敏
  不器用、感覚統合不全
  総体的な発達障害



というお話から
二次障害を防ぐための支援について 具体策を伺いました。

後半の Q6Aタイムには 全国から多くの質問が寄せられました。





熱気あふれる有意義なコミュニケーション ~十一元三先生 セミナー ご報告

2007-06-26 21:36:19 | 特別支援教育セミナー 報告
6月16日大阪をライブ会場に 
札幌から沖縄まで10か所を双方向のTV会議でつなぐ 
十一元三先生の講演会「不登校・引きこもりの背景と広汎性発達障害」を
開催いたしました。
各地の会場には 教師・教育委員会など行政関係者・保育士
臨床心理士・相談員・保護者など 子どもに携わる
各分野の方にご参加いただきました。


ご感想を紹介させていただきます。

・学校コーディネーターや養護教諭に精神医学的知識が求められていくというお話を聞き、背景にあるものを考慮せず判断する危険性を感じた。(特別支援コーディネーター)
・早期の診断の大切さを改めて実感しました。(保護者・保育士)
・大学で運動生理学を学び、現在小学校で非常勤をしながら、脳と運動神経のスムーズな流れを考えていくコーディネーショントレーニングを研究しています。発達障害のこどもたちに、コーディネーショントレーニングの理論を通じ、身のこなし術を学ばせる大切さも感じました。 広汎性発達障害のことが大変良く分かりました。 心身ともに、支援教育頑張っていこうと、強く思いました。(小学校教諭)
・単なる不登校と広汎性発達障害が関係あると始めて理解できました。 その上での対処がもっと具体的にあれば、もっと参考になったと思います。(保護者)
・みんなが自閉症に興味をもってもらいたいです。 みんなが少しずつ理解してくれたら、話がしやすくなるので…。(保護者)
・本日は詳しいアスペルがー症候群について勉強させていただき、息子ともども喜んでおります。すばらしい企画に感謝しております。(保護者)
・子どもが不登校になってから広汎性発達障害やアスペルガー等の言葉を知りました。知識が全然ありませんので、これから勉強していきたいと思います。(保護者)
・発達障害に関して、最新の研究、調査結果等含めて、研修でき大変ありがたく思います。今後も参加したいと思います。(養護教諭)
・発達障害を理解するための情報は新しく出てくることが多いので、学べる機会があればうれしく思います。(養護教諭)
・とても参考になった。 今後もいろいろな情報を得たいと感じた。(保護者)
・広汎性発達障害の子どもは学校でもなかなか理解されにくく大変ですが、養護の先生が窓口になって医療と保護者と学校が連携していければいいなと思った。(保護者)
・かねてより学びたいと思っておりましたので、今後ともよろしくお願いいたします。 わが子のために、少しでも良いサポートが出来る親になりたいと考えております。(保護者)
・軽度の発達障害の問題は、非行問題ともつながる問題であり、今度のセミナーの内容にも関心があります。出来る限り参加していきたいと思います。(元法務教官)
・学級担任として、集団の中での対応に困っています。(小学校教諭)
・乳児期から現在までの息子の成長と重ね合わせてお話を伺い、改めて息子の理解が深まったと思います。社会自立のために、どんな支援をしていけばよいのか、これからのセミナーも聞いて、参考にさせていただきたいと思いました。(保護者)
・発達障害と気づかぬまま、多くの困難、自己肯定感の低下を抱えている人が、思った以上に多いことを考えると、早期に見つけ、正しい方向付けできる人材、制度の構築が望まれることを強く感じた。
・小・中学校での大事な時期に不登校、引きこもりはあってはならないので、家庭と連携して、協力していきたいです。子どもがもともと持っていた因子により、そのような状態になるといわれます。あるきっかけ、動機があれば不登校も改善されると思います。(相談員)
・興味深く聞かせてもらいました。(カウンセラー)
・専門の先生のお話を聞くことができ、とても参考になりました。学ばせていただいた知識を念頭に職務に取り組んでいきたいと思います。(相談員)
・すぐに役に立つ内容でした。 また、日々実践していることを裏付ける内容でもありました。
・非行にはしる子どもや事件を起こす子どもはアスペルガーや発達障害の子が多いという話が多かったので、アスペルガーの子どもをもつ親として、少し悲しく感じました。(保護者)
・精神的なことも多く、専門の方に見ていただいたりすることも必要だと思いました。そういったつながりを持てるように出来たらと思います。(保育士)
・ケースについて参考になりました。
・具体的な例を含めてお話いただき、大変わかりやすかったです。(心理職)
・専門的なところがでてきたので、すこしわかりにくかったですが、今後の参考にさせていただきます。(会社員)
・自閉症、アスペルガー、広汎性発達障害の異なる点を理解していなかったのがわかり、たいへん有意義な講演でした。(中学校教諭)
・今年度より通級担当になりました。すでに不登校になっている子どもへの対応について、少しでもヒントがいただけたらと思い参加しました。(通級教員)
・国語教育で話題になっているフィンランドのメンタルヘルスの体制についてのお話にびっくりしました。校長先生が旗をふってくださることに、感心しました。(小学校教諭)
・早期に気づき、精神面からのサポートを考えることが、いかに重要かということが良くわかりました。(学校関係)
・相談の中に、発達障害が思い当たるケースが多々あり、本日のお話の中で一致しました。 今後も生かしていけたらと思います。(思春期保健相談師)
・一言では言えませんが、「学校の役割」が改めて浮き彫りになったように思います。(特別支援教育コーディネーター)
・私は保護者として参加しましたが、学校の先生も多く参加されているように感じました。教育の現場に携わる先生方にこの様な子どもたちへの理解や接し方を学んでもらえる場がより多くありますように。学びたいと思っておられる先生の存在に支えられ、これからの教育に希望を持っています。(保護者)
・はっきりした自閉症よりも、軽度のほうが、社会で生きていくのはストレスが大きいのかもしれない。子どもに負担をおしつけているのか?と、いつも考えてしまいます。 先生のはなしにより、脳の発育の問題ということを頭において、接していこうと思います。(保護者)
・十一先生の丁寧なお答えに、アスペルガーの子どもをもつ親として、とても感動しました。(保護者)
・公的な立場のしっかりとした方のお話で、内容もよく整理されたわかりやすいもので、とても参考になりました。PDDのストレスが潜行しがちで、ある日突発的に事件がおきがちであることにもっと注意したいと思いました。常識にとらわれないで、その子なりのストレスを良く見て生きたいと思います。(保護者)
・小さいときの手立て、子どもの見方で、その子が生き生きと社会で生活できるという言葉が、今回響きました。広汎性の子どもたちの特徴など具体的に何度か研修し、自分にしっかり取り入れることがしていかなければならないと感じた。 「共に生きる」とは?を何度も保育の集団の中で考えていきたい。(保育士)
・広汎性発達障害の子をもつ親として、これからどのようになっていくのかなど、子どもの為に勉強していきたいと思います。(保護者)
・今まではLD、ADHD、PDDなど、用語が一人歩きしていて、よくわからなかったのですが、今回参加し、理解できたことがうれしいです。頭がすっきりしました。(小学校教諭)

多くのご質問をいただきましたが すべてにお答えいただくことができず
まことに申し訳ありませんでした。
今後のセミナーの中で いっしょに考えていければいいと思います。
よろしくお願い申し上げます。

また 十一元三先生からも下記のコメントをいただきました。
ありがとうございます。
『慣れない講演形式でしたので舌足らずの部分が多かったにもかかわらず、
企画の先生方と参加者のご熱意で有意義なコミュニケーションができました。』

みなさま どうもありがとうございました。