紺青小鉢

ミニマムな和の空間で、日本の伝統文化を再発見

雨の伝法院

2011年04月19日 | 公園・庭園・遊園地
公開終了間近の伝法院庭園へ、また来てしまいました。前回はしだれ桜が見頃を迎えていたので、見物人の大行列を見てびっくりしたものでしたが、今回はゆっくりと大絵馬も拝観したいと思います。
鈴木其一や歌川国芳といった絵師が手掛けた大絵馬は見どころが多く、中でも長谷川雪旦の錣引(しころびき)という大絵馬は、立体感のある武者の鎧姿が迫力ありました。

大絵馬を拝観したあとは伝法院の庭園へ。きのうの晩から降り続いている雨を受けて、庭園の緑が瑞々しく映えています。老◯男女を熱狂させたしだれ桜はすっかり葉を茂らし、前回とはまた違った趣のある庭園となっていました。庭園の表情の移りゆく様は、何度か通わないとわからないということ、今回あらためて思いました。通常は非公開であるだけに、この風景は自分にとって実に貴重な一瞬でありました...。



紅一点のツツジ。色鮮やか。



紫木蓮。ほのかな大書院の灯。



雲に隠れるスカイツリー。飽きない構図。
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