紺青小鉢

ミニマムな和の空間で、日本の伝統文化を再発見

青と赤の彩り

2008年01月29日 | 美術館・博物館
春は桜、夏は青空、秋は夕暮れ、冬は雪。平城京の四季それぞれの色彩を鮮やかに写し出した写真が展示されている。あおによし...奈良の仏像や建造物、風景などの写真を集めた「井上博道の眼」展が、上野の森美術館で開催されています(2月6日まで)。
月光菩薩像の顔、質感の描写は素晴らしい。邪鬼の性という名が付けられた一角には、足で踏みつけられた邪鬼のユーモアな表情の写真が数十枚も。万葉集の歌が詠まれたであろう古の風景も、レンズを通して現代によみがえってくるようだ。
四季の色を鮮やかに捉え、大胆な構図でその美しい一瞬を見事なまでに切り取っていく...。
大和の原風景がここにある。(掲載の写真は自主撮影)
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