紺青小鉢

ミニマムな和の空間で、日本の伝統文化を再発見

異端の鳥

2020年10月19日 | 写真・映画・音楽
ホロコーストから逃れる少年の姿を、モノクロ3時間の映像作品で描く映画『異端の鳥』。
未だかつて3時間という長さの映画を見たことはありませんでしたが、膀胱が破裂することなく見終わってホッとしています。膀胱うんぬんなぞ比較にならぬくらいの酷いことが、この少年の身に降りかかります。
同じ人間でありながら、それに生まれたばかりに凄まじいほどの差別と迫害。少しずつ成長する少年の姿。ラストに流れる曲の伸びやかな歌声...この感動は映画館でしか味わえません。
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