紺青小鉢

ミニマムな和の空間で、日本の伝統文化を再発見

天空の美、ふたたび

2009年11月05日 | 美術館・博物館
インドの神仏が細部にわたって描かれたカーラチャクラマンダラ。その時空を超えた世界に引き込まれそうな錯覚が生まれる。ふと我に返り、尚も見続ける...二度目の「聖地チベット展」。

初めてチベット展に行ってから、チベット香やシンギングボールの魅力に触れ、その後ふたたび展覧会を訪れると、新たな発見があります。前回は素通りしていたチベット医学のタンカ(仏画)も、チベット医学の伝統に基づいたお香にハマっている今となっては、じっと興味深く見てしまいます。
グッズコーナーではツァツァと呼ばれる緑ターラー菩薩坐像のお守りを。本来は泥などで型押しされたものを、仏塔に納めるのだそうですが、これは泥ではなくチベット香で作られたものです。まさか火をつけてお香には...お守りとして大事に使わせていただきます。
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