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紺青小鉢

ミニマムな和の空間で、日本の伝統文化を再発見

ポンピン堂の手拭い

2007年12月11日 | 和モノ
壷型土器をイメージした柄は藍色に映える文様。ねずみの手拭いは来年の干支に合わせたかのよう。
この手拭いは「ポンピン堂」という和雑貨のお店の製品です。ポンピン堂が期間限定で日本橋三越に出店しています。手拭いは「かまわぬ」の製品しか持っていませんが、このポンピン堂の手拭いも良い絵柄があります。シンプルでいて温かみがある文様は飽きることがありません。

丸薬にしか見えず

2007年11月16日 | 和モノ
和の香りで客を迎える京の旅館のような香り。いや...焼芋のにおい?今まで炭を使って香を焚くことはしなかったので、はじめての香りです。正露丸としか認識されないこれは、平安時代から製法が伝わる伝統的なお香「練香」といいます。各家元お好みの練香で、自宅が茶室の雰囲気になるかもしれません。

まめぐいで二度迷い

2007年11月13日 | 和モノ
豆サイズの手拭いは200種類もあるからどの柄にしようか迷い、どんなお菓子や飴を包んでもらおうか...と再び迷うお客が群れをなすここは、東京駅GranSta(グランスタ)の「まめぐい」です。手拭いのかまわぬが新しい品揃えのお店としてオープンさせました。飴やあられ、ちょっとした雑貨を選んで、それを豆サイズの手拭いで包んでくれます。
そのまめぐいは何に使うのかはご自由に。ハンカチ代わりでも良し、花瓶の下に敷くのも良しで。写真の柄はレンコン、中身は豆入り黒飴にしました。

大原盆

2007年11月06日 | 和モノ
漆器で名の知れた京都の象彦。こちらのお盆を以前から手に入れたかったので、ちょうど出展していた日本橋三越の京都展へ行きました。象彦さんの漆器売場で手頃なお盆は...菊花が描かれた優雅なお盆に目がとまりました。これは大原盆といって、京都の建礼門院が使用していたものが元になっているそうです。京の雅がただようお盆でございます。

第2回 江戸文化歴史検定

2007年11月04日 | 和モノ
同じ紙袋を下げた老若男女。法政大学の正門から大名行列のごとく飯田橋駅までズルズルと歩いている。この紙袋には去年と同じく単なるパンフレット類がたんまりとはいっているのだろう...。去年から始まった「江戸文化歴史検定」その第2回目がきょう開催されたのです。
前回はあと数点足らずで2級をのがしたわけですが、今回は2級合格を目指して日々努力...していませんが、前回の問題と解答、および公式テキストをグダグダと読み続け、きょうに至ったわけであります。今回の第2回は...自分にとってかなりレベルが高かったです。いってえどっからこんな問題を引っ張りだしてきやがったんだ(江戸ことば調)という問題ばかりで、制限時間ギリギリまで考えていました...これは大敗の予感。
帰宅後に答え合わせをしましたが、やはり合格点に達することはできませんでした...無念。

お茶碗どけたら目がくらむ

2007年11月02日 | 和モノ
一見すると床の間みたいに見えますが、これは茶器セットが入っていた木の箱なのです。これの再利用法は抹茶と茶碗、茶せんなどの収納に使っていました。そのままでは味気なかったので、木の表面をニス塗りしてから使っていました。
今回さらに手を加えました。銀座の伊東屋さんで見つけたきれいな友禅紙を、背景となる板に貼り付けました。実際のところ抹茶缶や抹茶碗を棚に収納すると、友禅紙はほとんど見えなくなります。茶碗を使おうと手で持ったほんの一瞬、まるで安土桃山時代のような豪華絢爛な背景が見えるのです。見えないところにどうのこうのは奥ゆかしい日本の伝統文化そのものか...と考えた瞬間でもありました。

かまわぬ代官山 20周年

2007年08月24日 | 和モノ
去年も行ったかまわぬ代官山の開店記念イベント、開店何周年という数字がデザインされた限定手拭いがいただけるものです。前回は先着100名だったので朝早く起きて代官山までヒイヒイ言いながら行ったものでした。今回は数日間連日300名に配られる(一定金額以上買物して)ので、とても静かな雰囲気でした。こちらの手拭いはほとんどこの開店記念のときに何枚かまとめ買いします。来店する度にいろいろなデザインの手拭いが並べられているので、選ぶのに時間がかかりますが。
開店20周年の手拭いは下に敷いてある黒地のものですが、どこに20の文字が入っているのかよくわかりません。解説によると人は二十歳で立派な大人ですが、こちらはまだまだ半人前。半分だけ二〇の文字を染めました、ということだそう。これ、2枚集めて並べたら二〇という文字になりますな...。
他に三枡と祭、縞、なすび。まだまだ暑いですが、手拭いの柄は秋らしいものでホッと一息つきたいもので。

江戸design

2007年06月05日 | 和モノ
江戸庶民を楽しませた浮世絵や書、着物から生活道具などには「江戸デザイン」と呼べるほどのアートが息づいています。雑誌「pen」では、江戸デザイン学と表して特集を組んでいます。大胆な構図で描かれた風景画の「名所江戸百景」は、目利きによる解説をフムフムと読むことができます。手拭いや浴衣、すだれや風鈴...これからの季節にぜひ生活のなかに取り入れたい江戸デザインもあります。このような江戸デザインに囲まれた生活が当たり前であった江戸時代、こころが豊かな証であったのでしょうか。