〈粋な江戸の100手拭い〉というキャンペーンが、日本橋三越で行われていました。手拭い1枚につき200円を『緑の東京募金』に寄付するというエコなチャリティイベントです。香水のニオイ漂うマダム空間を通り抜けると、そこには古典柄から現代風のものまで、さまざまな手拭いがはためいています。この中から...釘抜と魚籠の柄をゲット。涼しげな魚籠の柄、現代的とも見える釘抜の文様。これらの手拭いは、梨園染で知られる戸田屋商店のものでした。
石川県の山中で作られた銘々皿(茶道で使われる菓子皿)です。その他に手彫りの漆塗り汁碗も。使い込んでゆくとさらに風合いが変化するような道具類。インスタントのみそ汁でさえ、しっとりとした深みのある色の漆器でいただこうものなら、旅館の和朝食の雰囲気に。
遠い昔にシミュレーションゲーム「三國志」で遊び、その世界観を少しだけ知りました。いま現在でも三国志の人気は世代を超えて高く、11月には三国志を題材にした映画「レッドクリフ」が日本でも上映されるとのこと。
三国志の雰囲気で書を...「三國演義」です。
三国志の雰囲気で書を...「三國演義」です。
あるデパートの京都老舗展。初出店のRAAK 永楽屋さんが楽しみであります。その一角には手拭いを始め、ガーゼ素材の手拭い、巾着やガマ口などの小物類も揃っていました。京の手拭いということで、色や柄なども江戸?ではあまり見かけない柄が多かったです。
一保堂茶舗では京都地区限定の「京極の昔」「北野の昔」の2種を。
一保堂茶舗では京都地区限定の「京極の昔」「北野の昔」の2種を。
去年も行ったかまわぬ代官山の開店記念イベントです。一定金額以上買物すると、開店何周年という数字がデザインされた限定手拭いがいただけるものです。渋谷区猿楽町にちなんだ代官山店限定手拭い(猿楽文様、のぼり猿)と、秋の新柄(いちじく)を購入しました。そしていただいた今年の手拭いは...サイコロの目で21の数字を表したデザインです。毎回デザインがかなり変わるので、それが楽しみでもあります。
先月はいろいろくだらぬことで忙しいハメに。心のリセットをしたつもりで文月を迎えます。
望湖樓下水如天...蘇東坡の漢詩、望湖樓の結句を固形墨で書きました。湖面に激しい雨が降り注ぐ。そしてその後には何事もなかったかのように、湖水が静かに広がっている...。
望湖樓下水如天...蘇東坡の漢詩、望湖樓の結句を固形墨で書きました。湖面に激しい雨が降り注ぐ。そしてその後には何事もなかったかのように、湖水が静かに広がっている...。
ある書道家のワークブックを見ていたら、固形墨そのもので書きつけた作品がありました。細いが墨の黒々した色がはっきりと表されたもので、自分も何か書いてみようという気になりました。「回天」という文字を固形墨で。
摺り始めたばかりの薄墨に、文字の中心だけ濃墨が残る筆跡。筆を使わずこういう書き方も趣があって良いものです。
摺り始めたばかりの薄墨に、文字の中心だけ濃墨が残る筆跡。筆を使わずこういう書き方も趣があって良いものです。
クリスマスですが...特に何もしません。で、今日も東京駅周辺にぶらりと。
新丸ビルの「かまわぬ」に初めて入店しました。正月のイメージの手拭いがあるかと思って立ち寄ったのです。はい、ありました。これは年越しそばとお雑煮の手拭い。そばを手繰る箸、餅がのびる絵柄。年越しそばの手拭いなんて、下手したら一日だけしか使えないような柄です。
その後、あろうことかお台場まで行くハメになろうとは...。
新丸ビルの「かまわぬ」に初めて入店しました。正月のイメージの手拭いがあるかと思って立ち寄ったのです。はい、ありました。これは年越しそばとお雑煮の手拭い。そばを手繰る箸、餅がのびる絵柄。年越しそばの手拭いなんて、下手したら一日だけしか使えないような柄です。
その後、あろうことかお台場まで行くハメになろうとは...。
銀座にある鳩居堂にも行ってみました。1階のはがき売場には季節柄でしょうか、ご婦人方が多数お見えです。2階の書画、お香売場にはさほど人はいませんでした。先日からすこし練香に興味が出てきたので、鳩居堂の黒方(くろぼう)と香道具を少々。
凛とした空気が張りつめるような...冬らしい薫りがします。
凛とした空気が張りつめるような...冬らしい薫りがします。