【「半夏生」(ハンゲショウ)】
今日の天気予報は、曇り。降水確率40%。
しかしながら雨は、朝から1度も止む事なく、断続的に降り続いています。
確か、お昼前頃には晴れ間も・・なんて言っていた筈ですが・・。
でも、たまには、こんな事もありますね。
一方、庭に目を遣(や)れば・・。
ついこの間まで庭を席巻していたのは、白十字のどくだみの花。
(尤も花の付いた、どくだみは私が収穫してしまったのですが・・)
代わって今度は緑の中に、ヒラヒラと白い蝶。
勿論それは、ご覧の通り 「半夏生(ハンゲショウ)」 です。
紐解けば、この植物も 「どくだみ科」 なのですね。
道理で・・と思う事、しきりです。ここ何日かで一気に増えた気がします。
どくだみ科と言うからには、やはりどくだみと同様の薬用効果があるようです。
煎じたものは、利尿、むくみ、解熱、解毒、黄疸に。
又、腫れ物、おでき、皮膚病には生葉を揉んですり潰したものを患部に外用します。
この 「半夏生」、「半化粧」 とも記しますが、別名は 「片白草」。
私は、なぜか女性の白いうなじを連想してしまいます。
姿、形も然る事ながら、「ハンゲショウ」 という言葉の響きからも。
花言葉は、「内に秘めた情熱」。納得です。
さて、折角ですから白関連の花で。
「折鶴蘭」 の花が咲きました。
前述の 「蝶」 から
今度は、「鶴」 ですね。
花言葉は 「守り抜く愛」、
「祝賀」 とか。
その花言葉通り、この花は、
「長寿の贈り物」 に良いそうです。
一方では、この折鶴蘭、
「猫草」 とも言われているそうですね。
猫が毛繕いのために食べた毛を
吐き出すために食べる草だそうです。
風に揺れる折鶴蘭と猫が戯れている
姿は、想像するだけで楽しいですね。
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