【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

「日本」 という名の贈り物

2010-06-01 16:57:57 | 趣味の器(壺)~その他


   起床時の気温が、やっと20度を越えるようになって来ました。
  それでも、まだまだこの季節にしては低めでしょうか・・。(21度)

   今日も変わらず爽やかな天気になりました。
  今年も・・いつの間にか6月ですね。もうすぐ1年の半分。
  あまりにもの、時の過ぎ行く早さに、とまどっている私がいます。

   日本では 6月と言いますと、(もう少しすると)梅雨に入りますが、
  『アンの世界』 は、1年中で1番美しい季節に入ります。その一駒を・・。

   “・・・あたしは 頭のてっぺんから爪先に至るまで
  春を感じております。サマーサイドも春を感じています。
  この上なく醜い通りでさえ、古い板塀越しに腕を差し伸べている
  花の枝や、歩道を縁取る草の中にリボンのように続く
  蒲公英たんぽぽのお陰で見違えるようです。
   あたしの棚の上の陶製の貴婦人人形でさえ春を感じており、
  いつの夜かにあたしが素早く目を覚ましさえすれば、
  この貴婦人が金色のかかとの、
  ピンクの靴で一人舞踏をしている処が見られる筈です。・・・”
 
                                   【「アンの幸福」 最初の1年 12.】



   今日も前置きが長くなって
  しまいましたね。さて、今日の写真。

   先日の 【硝子の器】 と同様、
  叔母から貰った物、第2弾です。
  ご覧の通り漆器。お椀とお皿です。

   お碗は 「山中塗り」。
  天然木の漆(うるし)塗り。

   厚みがあって、
  手に持った時の確かな存在感。
  同時に温もりも・・。色も飴色で気に入っています。
  
   一方、鳳凰の絵のお皿。こちらも多分? 山中塗りだと思います。
  六角形の中皿。実は、この位の大きさの物、欲しかったのです。

   ところで唐突ですが、ここでクイズ。
  「ババロア」、「ウスターソース」、「デニッシュ」 の共通点とは何でしょう・・?

   いかがですか? では、もう一つ 「奈良漬け」 を付け加えてみましょう。
  もう、お分かりですね。“発祥の地名が由来の名前”です。

   因みに 「ババロア」 は、その原型がドイツ南部のババリア地方の温かい飲み物だったとか。
  そして 「ウスターソース」 は英国のウスター市、「デニッシュ」 は、勿論デンマーク。

   では、その物ズバリ 「ジャパン」 と呼ばれるものは・・?
  和食を美しく彩る、「漆器」 なのだそうです。
  私としては、「日本」 と呼んで欲しい気がしますが・・。