昨日同様、降りそうで降らない空が続いています。
典型的な梅雨空。
この季節、いつも感じる事ですが、
こんなはっきりしない空に、
青や紫の寒色系の色は似合います。
その意味でも “梅雨の風物詩” とでも言うべき
紫陽花は、ピッタリですね。
そう言えば、『アンの世界』 に紫陽花の記述はありません。
梅雨のない世界ですから当然と言えば当然ですが、
雨に濡れ、しっとり咲く紫陽花は、
日本に一番似合う気がします。
さて、先日は図らずも雨に濡らしてしまった薔薇。
今日は、何とか間に合いました。
それにしても一昨日のターシャ・チューダの記述、
枯れる時の薔薇が、“使い古しの布巾”
云々(うんぬん)には、思わず笑ってしまいます。
私など未だかつて、そんな薔薇にお目にかかった事などありませんが、
それだけ沢山の種類の薔薇を育てていらしたのでしょう。
花はどの花も美しいものですが、散る時、枯れる時まで
美しいという芍薬という花に興味を覚えるのは
私だけではないでしょう。ましてや散り際に。
「立てば 芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
大和撫子、美人の形容に使う花ですものね。
「立てばビヤ樽、座ればガスタンク、歩く姿はドラム缶」
~なんて、冗談でも仰らないで下さいね。
裏庭に、今頃になってヴィオラを発見。
上のお宅からのこぼれ種でしょう。きっと。
そして・・。半夏生に紅い花・・?
と思いきや・・。
実は、チェリーセージの
花びらが落ちたものでした。
ところで、お隣のお宅は、
森みたい・・と、
以前、こちらのブログにも
記した事があります。
「山鳩が木に巣を作ってしまったの」
~とは、お隣の奥様。
「早速、取り払おうと思っていたら、
主人が小鳥にも命があるのだから、
そっとして置こう・・なんて言うのよ」
「まぁ、優しい方なのね~!」
「暴力団の組長のような
顔をしているクセしてネ~!」
いえ、いえ、ご謙遜を。
すこぶる仲の良いご夫婦ではありませんか・・。
巣と言えば今日も、ターシャの記述を。