【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

知的? 玩具の楽しみ

2010-01-21 16:31:51 | リラのお気楽ユメ日記
   起床時、昨夜からの雨は、
  上がっていました。

   しかしながら、どんよりした
  重い空に変わりありません。

   事実、その後も細く弱い雨が
  降ったりやんだり・・。

   午後になりますと、
  その空も明るくなって来ました。
  どうやら雨も上がったようです。

   それにしても今朝の気温は16度。
  1年で1番寒いと言われる、
  「大寒」 の翌日の気温とは、とても思えません。

   右上の写真は昨日の早朝の空。
  いつの間にか・・ついこの間まで真っ暗だった空は、
  すみれ色に染まった美しい空に。

   季節の移ろいをしみじみ感じる瞬間です。
  (遠くの帯状の灯りは “眠らない高速道路” のそれ)

   “今では庭には枯葉と霜枯れの草の茎しかありません。
  レベッカ・デューが優秀な薔薇に、
  わらとじゃがいも袋の囲いをしてやりましたので、
  夕明りの中でそれがまるで杖にすがった
  せむしの老人の群れのように見えます。・・・”

                                【「アンの幸福」 最初の1年 4.】

   ここに来て、やっと上記のような冬枯れ・・
  と言った様相になって来た我庭。

   昔は、その期間も、もう少し長かったと思うのですが
  今は随分、慌ただしい気がします。

   植物と言えども、十分休養を取って
  春からの活動に備えたいでしょうに。

   人間同様、忙しくなりましたね。
  何だか可哀想な気がします。




 

   

   

   さて、やっと・・と言いますか、一眼を購入しました。
  これまでも十分、興味はあったものの時間的な制約などを鑑みた時、
  あれもこれも手を出す自分自身に、迷ったり、呆れたり、諦めたり・・。

   ただ、長年愛用のカメラが今回壊れた事が、
  私の背中を押してくれました。

   と言っても写真など全くの素人。
  カメラの機種にも随分、悩みました。

   そんなこんなで。試行錯誤の日々が、これからも続く事と思います。
  これからもどうぞ、よろしくお願い致します。    

夢心地アロマ心地

2010-01-19 22:55:55 | ハーブと香り雑学


   


   今日も昨日同様の快晴の空となりました。
  起床時の気温は12度。日中も、大層暖かくなりました。
  明日は今日以上に暖かくなるそうですね。

   肌に当たる風も、これまでの冷たさはありません。
  かと言って、その風に独特の春の匂いは全く感じません。

   それはそうですね。暖かいと言っても、まだ1月ですもの。
  それに 1年で1番寒い、「大寒」 だって控えているのですから。  






     さて、こちらのエッセンシャルオイル、今日届きました。
    大きな瓶は、たっぷり100ml入りです。
    左から 「オレンジスィート」、「ティートゥリー」、「ラベンダー」。

     「ラベンダー」 は、以前から寝室で毎日使っていますので、
    いつも 100ml入りを注文していましたが、
    「ティートゥリー」 は前回から。

    今年は新型肺炎が流行した事もあって、思わぬ大量消費。
  
   しかしながら100ml入りは、使い甲斐がありますね。
  毎日、しかも1日中使っても4カ月は、ゆうに持ちましたから。

   そもそも、この 「ティートゥリー」 を
  こんなにも愛用したのは、前述のように新形肺炎がきっかけです。
  (風邪ウィルスに強い)同時に、
  ツンとした爽やかな香りも気に入っています。

   このように、鼻から吸い込まれた香りは、
  自律神経に働きかけ、全身の生理機能に穏やかな影響を及ぼし、
  身体を正常な状態に戻すという訳です。
  この効果もあって? 今年は、風邪をひきません。

   「たかが香り、されど香り」 といったところでしょうか・・。
  新型肺炎予防にもなり、おまけに素敵な香り・・。
  まさに、一石二鳥ですね。

   ところで素敵な香りと言えば・・。
  16世紀のイギリス女王、エリザベス1世は、
  五つの「香りの客間」を持っていたと言われています。

   「薔薇の間」、「すみれの間」、「サンダルウッドの間」、
  「ラベンダーの間」、「シトロンの間」


   当然、これらの部屋には名前の通りの香りが漂い、
  客人に合わせて各部屋が使われたと言います。
  何と粋な、計らい・・「もてなし」 なのでしょう。

セピア色の旋律

2010-01-18 18:30:08 | 音聴箱


     こちらは今日も雲一つない快晴の空で明けました。
    ピーカンの空。

     少なくとも冬の早朝の空と空気は、
    ちょっとよそよそしく近寄り難いけれど、
    何物にも変え難い、“凛” としたものを感じ、
    畏敬の念さえ覚えます。

     それにこの冷気、嫌いではありません。
    今朝の居間の気温は、11度。
    ちょっぴり暖かくなりました。

     “あたしの部屋の窓からの眺めは素敵です ―― 略 ――
  墓地は鬱蒼うっそうとした樅の並木に囲まれ、土手に縁取られた、
  曲がりくねった小径を通って行くようになっています。
   西側の窓からは港全体、遥かに霞む海岸まで見晴らせ、
  あたしの大好きな可愛い小さな帆船が、「未知の港」 ――
  何て魅力的な文句でしょう! ―― さして出て行く船が見えます。
  何て 「空想の余地」 がある事でしょう! ―― 略 ――”

                                       【「アンの幸福」 最初の1年】






   


   さて昨日は、魔法をかけて? 
  『アンの世界』 にタイムスリップしていました。

   ↑ 私の定番の 「空想の余地」 かも知れませんね。
  アン と同じく、我家の窓からの眺めも素敵です。

   そうそう、SP 盤のレコード・・。 
  奇しくも、1910年~1911年のアコースティック録音集の CD を持っていました。

   SP 盤の完全復刻です。
  本当は、CD ではなく 【蓄音器】 でレコードを聴きたいのですが・・。

   独特の懐かしい音・・。
  CD で SP盤のレコードを聴き、雑音さえ耳に心地良さまで覚えています。
  これって一体、何なのでしょうね。

   歌手は、ジョン・マッコーマック。
  アイルランド生まれ。(テノール、1884~1945)

   彼は、20歳そこそこでアメリカ合衆国で成功を収め、
  その後、ミラノで勉強したというほどの美声の持ち主です。

   こちらの CD にはヴェルディの歌劇、「リゴレット」 や、
  グノーの歌劇 「ファウスト」 などが収められています。









     19、20日の両日、更新出来ないかも知れません。
    出来るだけ更新するつもりですが・・。
    その節は、どうぞよろしくお願い致します。
  
      

黄金色の魔法

2010-01-17 16:52:56 | 煌きの硝子(ランプ含む)


   


   今朝も又、雲一つない空となりました。
  そのせいか起床時の居間の気温も、
  この冬一番の寒さに並びました。と言っても 8.5度ですが・・。

   今日が本当の意味の底でしょうか・・。
  天気予報では確か週半ばには、
  3月の気温なんて言っていましたから。

   でも、「大寒」 もまだでしたね。
  もう一山、二山・・来るのでしょうか・・。
  16時現在のPC上の気温は9度。昨日より2度、高くなっています。

   “空は鋭いばかりに青かった。
  雪のダイヤモンドは強烈に輝いた。
  こわばった樹木は裸で恥知らずであったが、
  一種の鉄面皮な美しさを備えていた。
  丘は水晶の投げ槍を放った。
  影でさえ鋭くいかつく、輪郭がはっきりしており、
  慎ましい影に相応しくなかった。
   美しいものはどぎつい光の中で全て10倍も美しく見え、
  魅力の方はそれだけ劣って見えた。
   又、醜いものは全て10倍も醜く見えたし、
  一切のものは美しいか醜いかどちらかであった。
  その探り出すような光にあっては柔らかな混合とか、
  親切なぼかしとか、
  捉えどころない曖昧さなどは一つもなかった。”

                              【「アンの夢の家」 第16章】






   


   さて、私は硝子の花瓶に魔法をかけて? 
  遊んでいますが、今日も昨日の続きです。

   又々、こちらの花瓶は、
  鉢置きにしていたものです。(タジマ・クリスタル)
  それに例の電球を入れ・・。

   ただ一番右の薄紫色の花瓶、
  ワット数を上げて昨日の撮り直しをしてみましたが、あまり明るくなりません。
  後、黒っぽい物も同様でしたから、明るさの点では黄色系が一番のようです。

   蝋燭の灯りも然(さ)る事ながら、
  こんならんぷ? の灯りも、ロマンティックで大好きです。

   部屋の天井からの灯りを消し、らんぷだけの灯り。
  それは蝋燭の場合と同じです。

   夜の暗さの中に、ぼ~っと仄かに灯る灯り。
  それは全てを優しく包み込む温かい灯りです。

   そして静かに流れるのは19世紀の音楽、勿論SP盤。
  雑音にも妙にノスタルジーを感じます。
  遠くの方から微かに聞こえる、気笛の音・・。

   ジム船長 が今、灯台に灯を入れたようです。
  あら、あら・・いつの間にか 『アンの世界』 に、タイムスリップしてしまっていました。

魔法がかかった硝子

2010-01-16 17:35:55 | 煌きの硝子(ランプ含む)


 


     一昨日より昨日、
    昨日より今日と起床時の気温、
    ほんの僅かずつですが、
    上がっています。

     今朝は、10.5度。
    でも僅かでも上がるって、
    何だかわくわくしますね。

     夜明けも一時に比べますと、
    早くなっている事に気付きます。

   今日も外は相変わらず寒いけれど、
  春はもうすぐ・・なんて、希望を抱かせてくれます。それは寒ければ寒いほど・・。
  そして見上げれば、今日も澄んだ美しい空が広がっています。






   


   「ごく普通の男性が、ごく普通の女性と知り合って、
  ごく普通の結婚をしました。
  ただ違っていたのは奥様が魔女だったのです」


   ご存知、この有名なナレーションは、
  アメリカのホーム・コメディー 『奥様は魔女』 から。

   主人公、サマンサ が鼻をピコピコすれば、エイ! とばかり、
  魔法をかける事が出来るという痛快なもの。

   ただ現代では鼻をピコピコしなくても、
  冷凍食品やレトルト食品、食器乾燥機、電子レンジ、携帯電話等など・・の普及で、
  当時から比べれば、既に魔法がかかった状態ですものね。

   『魔女の宅急便』 の キキ もそうですが、
  なぜかこの魔女には憧れてしまいますね。

   これらの主人公は、「魔女」 というイメージや、言葉とは違って、
  二人共、あまりにも可愛い女性だからかも知れません。

   それに何より・・箒(ほうき)や雲に乗って瞬時に旅行出来たり、
  過去や未来にタイムスリップ出来るなんて、素敵です。

   さて、今現在の PC上の我街の気温は、7度。
  つい先日は 2度でしたから随分、上がったものです。
  とは言え、体感温度は相変わらずです。

   こんな具合ですから・・
  私も、サマンサよろしく魔法をかけてみました。

   たいした事は出来ませんが、あら、あら不思議・・
  冬には冷たい硝子が、こんな温かそうな “らんぷ” に変身。

   実は例の如く、硝子の中に 5wの電球を入れただけの代物です。
  右のものは電池式の蝋燭ですので、ちょっと光が弱かったようですね。

   これらは色が苦手で、これまで鉢置きとして使っていました。
  でも、こうして、らんぷとして再び蘇りました。  

和に出会うほっこり時間

2010-01-15 16:00:06 | 趣味の器(壺)~その他


   今日も、昨日とほぼ同様の
  朝を迎えました。

   起床時の気温は9度。
  今朝も10度を下回っています。

   しかしながら日中は幾分、
  暖かくなりました。
  
   どうやら寒さの峠は、
  越えたようです。

   “庭は凍りついた雪で
  銀色になり月の下で静かに真っ白であった。
  その全ての上に、見たところ死と悲しみのような葉のない木が
  立っていた。けれどもそれは見たところだけだった。
  命の血は木々の心の中にある。
  やがて、青い葉とピンクの花の花嫁姿で自分たちを装うだろう。”

                                    【「エミリーの求めるもの」 第16章】

   それにしても、これだけの寒さでしたのに、とうとう雪にはお目にかかれずじまいです。
  『アンの世界』 の冬とは、やはり相当な隔たりがあるようです。
  それでも夜の木の描写には、共感出来るところが多分にありますけれど・・。

   そうそう、視線の先にあるカンナ。
  つい先日までは緑の葉っぱでしたのに、この寒波で、流石(さすが)に萎れて来ました。
  今は茶色になって、その時の面影は全くありません。

   さて、今日の寛ぎタイム。
  いつもの珈琲ではなく甘酒で。
  
   昨日、生協から届きました。
  となれば、今日も “和” ですね。

   甘酒って、一口、口に含んだ
  だけで何だか懐かしい味がします。

   それに何よりこの季節、
  有り難いですね。
  身体の中から温まります。

   ところで、こちらの菓子皿、
  お気に入りです。
  
   これまで 2度ばかり登場してはいますが、いずれもチラリ程度。
  という訳で今日は、じっくりと。
  
   ただ、このお皿、実家にあった物で、どちらの産地の焼物か分かりません。
  最近の物でない事は確かですけれど・・。 
  そして、カップは 【2度目の登場】 です。
  
   大きくて、たっぷり入りますから、珈琲だけでなく、
  今日のような甘酒や生姜湯などを頂くのにも、大層重宝しています。

   いずれにしても・・時を重ねたもの、人の手になるもの、
  様々なものに思いを馳せながら、温もりと質感を感じ、心安らぐひと時です。    

きらきら光る~Ⅳ

2010-01-14 16:10:56 | 私の手作り夢時間
   寒い!! 
  今朝は紛れもなく、
  この冬1番の寒さとなりました。

   いつもの居間の気温も今朝は8.5度。
  10度を下回ったのは、
  一体、何年振りの事でしょう。しかし・・

   またもや “白の世界” は、
  お預けです。空は雲一つない快晴。

   その代償に、身の引き締まるような
  凛とした空気と抜けるような青空です。

   “エバン・ベルはひとかかえのまきを運び込むと、
  赤々と熱したウォータールー・ストーブの後ろの薪箱へ
  威勢良くどさっと放り込んだ。
   ストーブは熱を発散し、陰気な小さな台所を赤く彩り、
  いかにも家庭的な気持ちの良い場所にしていた。・・・”

                                       【「アンをめぐる人々」 13.】

   申すまでもなく、今日のような日は暖炉ですね。
  それも石油ストーブの静かなそれではなく、パチパチ燃える薪の大きな炎。
  
   そんな 「想像の余地」 に入り込むだけで、すっと暖かくなる気がします。
  身体のみならず、心までも・・。



   さて、こちらのバッグ。
  今現在は、影も形もありません。
  
   先日の事、ものの見事に、
  バラしてしまいましたから。

   と言いますのも、安物の悲哀。
  ある日、ビーズがパラッと来て、
  もう抜け落ちる寸前です。

   いいえ、この段階で、
  既に何個か抜け落ちています。

   元々、ファスナーの持ち手が、
  すぐに外れてしまい、使いにくいものでしたから、これ幸いと・・。

   それこそ上の写真のように、
  硝子の瓶に入れて飾って
  置いても綺麗です。
  朝日に反射してキラキラ。

   そうしたビーズをセーターの
  襟元に付ければ、自分だけの
  オリジナルセーターの
  出来上がりという訳です。

   ただ、セーターの場合、
  ビーズ付けは、直線縫いの出来る
  ハイネックのものが1番です。

   とは言いながら、タートルネックのセーター大好きな私の事。
  冬場は、そればかりで、ハイネックのものさえほとんど着ない始末。
  
   それでも何とか探し出して付けてみました。
  でも、どうせなら・・新しい物に付ければ良かったと今、後悔しきりです。 

冬ざれの中の天使

2010-01-13 19:28:28 | 四季のスケッチ


   昨日もそうですが、寒波襲来という事で、
  余程気合が入っていたのでしょうか・・起床時、意外にも寒くありません。

   それでも、ひょっとして雪? なんて期待して臨んだ空も、
  少々、靄(もや)はかかっているものの、雲一つありません。快晴です。

   そして、いつも、ついつい見てしまう居間の気温は、10.5度。
  暖かいという気温ではありません。昨日より3度近く下がっています。
  どうしても、↓ 次のような光景を期待してしまうのですね。
     
   “冬が独自の美しさをもたらした新しい素晴らしい世界に
  出てみたくて、ジェムもウォルターも夢中だった。・・・”

                                         【「炉辺荘のアン」 第12章】



   さて、冒頭の写真。
  午前9時過ぎ頃だったでしょうか・・
  庭に出てみますと・・。

   カンナの葉っぱの上の朝露が、
  凍っています。

   外は、やはり相当寒いようですね。
  こんな事、初めてですから。

   と言うより、そもそもカンナの
  葉っぱが 1月のこの時期、
  地上にあるという事が変なのです。

   本来なら、冬が来る前に茶色になって枯れ、
  今の季節には、カンナ自体が地上には、ありませんものね。
  初めての “凍った朝露” には、こういう事情もあるという訳です。

   しかしながら・・小さな庭も、俄かに色彩を失っている事に気付きます。
  紅葉(もみじ)は葉っぱを落とし・・しかも全部落ちているのではありません。
  
   茶色になった葉っぱが、必死に? 枝にしがみついているのもあり・・。
  それだけに余計に哀れにも思えます。

   そんな中で、通称 「ハローエンジェル」 の黄色の花と、
  「金の成る木」 の淡いピンクの花が、寒さにも負けず咲いてくれ、
  こんなに小さいのに、大きな癒やしを与えてくれています。

   今、パソコン上の気温は、2度。この冬、最低です。
  寒さのピークは、今夜から明日にかけてとの事。
  
   明日は、『アンの世界』 の如く、
  周りの景色が、「白い世界」 に 一変しているかも知れませんね。
  空の神様の匙加減一つのような気がします。
  
   「今夜は雪になりそうです。
  あたしは雪になりそうな晩が好きです。・・・」
      
                                  【「アンの幸福」 最初の1年 4.】      

焔の幻想Ⅳ

2010-01-12 15:30:15 | 煌きの硝子(ランプ含む)


     寒くなると気合を入れて起床した割には、意外にも暖かい・・? 朝。
    案の定と言いますか・・居間の気温は13度。
    昨日より1度も高いではありませんか。

     それに、真珠色の空ながら冷たい雨となる筈の雨も降っていません。
    でも、いつ降り出してもおかしくない空になっています。
    
     その雨が、降っているのに気付いたのは、お昼前。
    音もなく静かに降る細い、細い霧雨ですから全く気付きません。

   “・・・食堂では囲炉裏いろりに漂流木の火がゆらゆらと揺れて、
  捉えどころのない海から生まれた色を焔に織り成していた。・・・”

                                         【「アンの夢の家」 第9章】



   天気予報通り、
  日中は気温が上がりません。
  こんな時こそ暖炉が恋しくなります。
  
   前述の ↑ ジム船長
  囲炉裏でもいいのですけれど・・。
  ~なんて。
      
   しかしながら焔のゆらゆら、
  癒やしの源泉ですね。
  
   私は基本的に、暖房も火(焔)の
  見えないエアコンは苦手です。
  
   勿論、『アンの世界』 のような
  暖炉や囲炉裏でしたらいう事ありませんが
  せめてものストーブ派。

   さて、今日のような天気の日・・
  私は又々、こんな硝子で遊んでいます。
  
   こちらのクリスタルの硝子には、
  ミニチュアの香水瓶を入れていました。
  
   それはそれで、光に反射して
  綺麗だったのですが・・。
  
   硝子でも何でも本来の使い方をしない、
  私のこと。
  
   何気に逆さまにしてみますと・・。
  腰高の器が、そのまま持ち手になるでは
  ありませんか・・。
  
   ラッキー!~とばかり、もう一つの
  キャンドルホルダーと組み合わせ、
  例の電池式の蝋燭を入れてみました。
  俄(にわ)かに持ち運び式のランプの完成です。もう嬉しくて。
  
   そうそう、こちらのコーナー、クリスマスの時にも写真撮りましたが、
  生憎工事中で、ブルーシートのブルーに染まっていました。
  なので、撮り直しです。  

追憶の中の香り

2010-01-11 17:15:27 | ハーブと香り雑学


   起床時、思いの外、
  寒くありません。

   いつものように居間の温度計に
  目を遣りますと12度。
  アレッ!? 意外な思い。

   同じ12度でも随分、
  寒く感じる事があるかと思うと、
  今朝のように全く感じない・・。

   そう言えば、
  久し振りに真珠色の空でした。
  
   いいえ、写真で見れば、大好きなすみれ色ではありませんか・・。
  それでも東南の空には薄らと三日月の有明の月を見る事が出来ました。
  それほど厚い雲ではないようです。

   案の定・・その後、おずおずと? 太陽が顔を出しました。
  日中は、穏やかな天候になっています。
  今日のような日は、こんな ↓ 黄昏になるに違いありません。きっと。

   “・・・夢見るようなそこはかとない神秘的な ヴェール のような
  冬の黄昏がグレン村の上に立ち込めていた。・・・”

                                         【「アンの娘リラ」 第18章】



   今日は本当に久し振りに
  お香を焚いてみました。
  勿論、薔薇の香り。

   昨年、新型肺炎が流行ってからと
  いうもの、毎日 「ティートゥリー」 の
  アロマオイルを焚くのが、
  日課になっていました。

   勿論、この香りは大好きですし、
  効能をうたっているように、
  風邪に効果もあるようです。

   でも、お香に目覚めたのが丁度今頃の
  季節というのもあるかも知れませんね。

   「う~ん、いい香り・・」
  一気に時を遡りました。

   ところで、こちらのポプリ。
  もう1年以上経ったハイビスカスです。
  まだまだ元の色を十分、保っています。

   このポプリ作りに一番向いて
  いるのは薔薇だと思うのですが、
  ハイビスカスも、どうしてどうして。

   花びらによっては、ちゃんと乾燥させ
  瓶に入れても湿るものもあります。

   でも、ハイビスカスは、
  そのような事は、ほとんどありません。
  大層、扱いやすい花です。

   そして右の写真の蝋燭立てに注目。
  ポプリの入っている硝子の器は、
  去年押入れに眠っていた器の蓋に、
  例の如く薔薇の絵を描き、ポプリ入れにしたものです。(その記事は 【こちら】

   何と、このお皿にピッタリ合う蝋燭立てを発見。
  その上に重ねてみましたら、直径がピッタリ。
  それに、ポプリが台座になった蝋燭立て、どこかの雑貨店で見たような・・。

   お陰さまで、“ポプリ台付き蝋燭立て” に変身しました。
  こんな発見、楽しいですね。