


ウィローミアの向こうには 「すみれの谷」 がある ―― アンドリュウス・ベルさんの 大きな森の陰にある小さな、 青々とした窪地に付けた名前だ。 「無論、今はすみれなんかないわ」 アンはマリラに話した。 「でも春になると数え切れない位 咲くってダイアナが言うのよ。 ああ、マリラ、目に見えるようじゃないの?」 【「赤毛のアン」 第15章】 |

雨こそ降らないものの、1日中、重苦しい空だった今日。
太陽が日光を出し惜しみしていた割には、日中は暖かいものでした。
ただ今晩辺りから寒くなるそうですね。
つい先程、庭に出ましたら風がやけに冷たく感じましたから、
そろそろ、その予兆はあるのかも知れません。


「これはきっとすみれ達の
魂に違いないわ」
と讃(たた)えるほど誰よりも
すみれを愛している アン。
私も例に洩れず、
すみれは大好きです。

今日は、すみれではないけれど、
夏の間に溜まったポプリを
レースの雑花香袋(サシェス)に
詰めました。
一時、ポプリ作りはやめようかと
思ったのですが、ついつい・・。
やはり好きなのでしょうね。
ポプリを作る時もそうですが、
こんな風に花びらで遊ぶ時も
なぜかわくわくします。
又、サシェスも素材を変えれば
色々楽しめますものね。
レース、チュール、フリルのリボン・・。勿論、こちらも心、弾みます。


踊り場のコーナーの一角。
ここはポプリコーナー。
そして小さな引き出しには、
プチドイリーのレースの
収納場所に。
そしてこちらの写真は、
春を待つ
「匂い菫(ニオイスミレ)」。
その領域を拡大して嬉しい限りです。