今夜は雪になりそうです。 あたしは雪になりそうな晩が好きです。 風は 「小塔や木々」 の間を吹き荒み、 あたしの居心地の良い部屋を一層 居心地良くしております。 最後の金色の葉が今夜、 柳から吹き散らされる事でしょう。 【「アンの幸福」 最初の1年4.】 |
こちらは早くも鉛色の重い空で明けました。
こんな空ですから、寒さがひと際身に沁みます。
それでも何とか持ち堪(こた)えてくれていましたが、
ポツポツと雨。冷たい雨です。
どのくらいの時間、降ったでしょうか・・。
つい先程、お隣に回覧板を持って行きましたが、既に雨はやんでいます。
しかしながら、外は冷蔵庫の中のように冷えていて。
雪が降らないのが不思議なくらい。
『アンの世界』のように、今夜は雪になるかも知れません。
尤も私は雪になりそうな晩は、苦手ですけれど。
さて、既に出来上がって
いたものの、写真アップが
遅くなってしまいました。
(以前の写真は 【こちら】 )
ランプを再利用した、
「写真立て兼、蝋燭立て」 の上に
掛けるレースが仕上がりました。
これまで手持ちのレース
(肩掛けマント等) を
掛けて楽しんでいたのですが、
本来の使用目的の度に
取り外さなければなくなり、
専用の物が必要になって来ました。
不思議な事に、使用頻度の
少なかったそれが、重宝され
始めた途端に、この有様です。
何だか可笑(おか)しくて。
ところで、レースは真っ白
だった物を紅茶で染めました。
尤も、オレンジの灯りで
その色は定かではありませんね。
それにしても折角の白をわざわざ汚す?
事もないのですが、何分にも掛ける物が古いものですから。
紅茶の分量にもよりますが、古めかしくなってしまいました。
これぞ、アンティークレース・・? (という事にしておきましょう)
そうそう、レースと言えば・・。
先日の京都の、とあるお店。
喫茶店だったでしょうか、細長い格子窓に
吊り下げられていたのは、何とドイリー。
本来の目的ではない使い方、
しかも素敵な使い方にハッとさせられたものです。
そしてもう1つ、大きめの四角い硝子鉢。
私などは、せいぜい大きな蝋燭用の蝋燭立てにしているくらい。
それを横に立て、葉っぱ中心のポプリを麻紐で縛り、
額のようにしつらえてありました。
「押しても駄目なら引いてみな」
縦にしたり横にしたり。ちょっとした発想の転換。
手持ちの物も工夫次第で楽しめますね。
この1年、大変お世話になりました。
本日を持ちまして、本年のブログ納めと致します。
どうぞ皆様、良いお年をお迎え下さいね。
来年もどうぞ、よろしくお願い致します。それでは、ごきげんよう~!