【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

萌える季節の “燃えるポーチ”

2012-05-01 15:08:55 | 私の手作り夢時間





さんざし の次はすみれで、
「すみれの谷」 は一面の紫だった。
学校へ通う道すがらアンはまるで
聖地の土を踏むかのように、
うやうやしい足取りで、目にはうやうやしい
表情をたたえてここを通って行った。                     
                  【「赤毛のアン」 第20章】


   今日から5月。
  そして雑節(24節季以外の節日)の一つ、八十八夜。

   風薫る5月の第1日目は雨こそ降っていないものの、
  重い空で明けました。

   時折、太陽も顔を覗かせますが、なぜか遠慮気味。
  おまけに風も強く、今日は何だか荒れ模様です。

   何と言ってもこの5月は私の誕生月。
  又、一つ年を重ねますが、大好きな月に変わりあろう筈はありません。

   一方、『アンの世界』 の5月。
  さんざしが咲き匂い、すみれの花咲く紫の世界。
  6月と共に美しい季節に違いありません。





【去年秋に作った巾着も並べて】


   さて、今私は、
  「リンド夫人の部屋」 にいます。

   私の中では、
  思い切り、カントリーの部屋。

   しかも新緑萌える季節と
  言いますのに、季節外れの秋色・・
  とでも言うべきポーチが完成。

   でも、このような袋物は、
  秋より “春” の方が “入る”
  と言って縁起が良いですものね。

   ~なんて言い訳。
  実は、余った端切れを使い切ろうと
  小物を作ったものですから。

   本当はリバティープリントなどの
  春らしい色なら良かったのですけれど。
  そうは問屋が卸しませんね。

   図らずも、“新緑萌える季節の、
  秋色燃えるポーチ” という訳です。
  季節の先取りとでもして置きましょう。

   しかしながら、その端切れ、一向に減っているようには見えません。
  寧ろその量は、増えたようにさえ。何とも不可思議です。

   ともあれ、これからは戸外が気持ちの良い季節。
  お弁当を持って出掛けたいものですね。

   そうでなくても巾着には飴玉やキャラメル等を入れ、
  大きなポーチにはレース道具を入れて気軽に出掛けたいものです。
  そう、私だけの素敵な場所へ。