【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

大人のメルヘン

2012-05-27 20:55:15 | レトロ(素敵)な空間~散策







深緑の森のはずれにある小妖精が出没する
羊歯しだが茂る小さな入江、
膝まで埋まるきんぽうげの中を行く、
さやさや風の渡る窪み、
若いかえでの木の下の曲がりくねった小道、
花で虹のスカーフのような小川、
苺が一杯になっている日当たりの良い牧場。
世界の美しさに目覚めかけているダイは
恍惚となり・・・・・
                 【「炉辺荘のアン」 第30章】


   五月晴れが続きます。
  それでも日中は、
  かなり気温が上がりますが、
  湿度がありませんから、
  1歩木陰に入ると、さやさやと
  風が吹き、爽快です。

   昼間は気温が上昇しても、
  朝晩にはぐっと気温が下がり、
  今の所蒸し暑さはありません。

   こんな風に湿度が高くなければ、
  暑い夏も乗り切れると思うのですが、
  そうは問屋が卸しませんね。

   ところで、目の覚めるような
  水色の朝顔が、今年はいち早く
  咲いた事は、既にお伝えしましたね。

   リラ版 「早起きの妃(きさき」 は、
  【あれから】 毎日咲いています。

   その朝顔とは西洋朝顔の
  「天上の蒼(あお)」。朝を爽やかに彩ってくれています。




   さて、連日の外出。
  少々、疲れ気味ですが、
  今日も帰り途、道草です。      

   とは言え、今日の引用文のように
  森の小径ではありませんし、
  勿論、膝まで埋まる
  きんぽうげもありません。

   でも、住宅地の中だって、
  今は緑が萌え、それが光りに映えて
  街を一変させています。

   中でも、蔦に覆われた家。
  なぜか胸キュンとなってしまって。

   どうしても、
  メルヘンを感じてしまうのです。

   思わず、
  「蔦の絡まるチャベルで・・」 

   ~なんて、口ずさんでみたり。
  かなり単純ですね。

   でも実際、すぐ近くに教会はあるのですけれど。
  兎にも角にも気分は、『アンの世界』
  全く変わらないという訳です。

   そうそう、単純ついでに。口ずさむ言えば・・因みに前回は 「枯葉」。
  相も変わらず同じ事をしている自分自身に苦笑。

   そんなこんなで。先日の “窓” に続き、今日も蔦に覆われた家を。
  こちらも 【これまで】 の写真は秋ばかりで新緑の季節は今日が初めて。

   道端には野生化した? 白い花(4枚目の写真)が咲き乱れていました。
  (生憎、名前を知りません)