【蕾の品格】
時のある間に 薔薇 の花を摘むが良い。 時は絶えず流れ行き、 今微笑んでいる花も 明日には枯れてしまうのだから。 【ロバート・ヘリック】 |
昨日同様の寒い朝を迎えました。
いいえ、今朝はストーブを点けましたから昨日以上の寒さですね。
勿論、ストーブは昨晩も。
5月も中旬になろうかという季節、
かつて暖房を入れた事があったでしょうか・・。
ちょっと記憶にありません。
昨日はあちら、今日はこちらと・・。
今、薔薇が続々と開花しています。
嬉しい悲鳴。
それにしても蕾だって
こんなに絵になる薔薇。
まさに女王の品格です。
その蕾の薔薇。
先日のリラ版 「白い貴婦人」
に続いて今度は 「淑女の薔薇」
が遅ればせながらと。
おまけに花首の微妙な傾け方、
蕾から少しずつ花開くその過程をも
様々な表情を見せてくれ、
興味は尽きません。
時に貴婦人に、又ある時は
健気(けなげ)な少女にも。
これ程の花を他に知りません。
こんな薔薇に言葉など無用ですね。
どんな言葉も上滑りしてしまいます。
さっさと退散致しましょう。