千一夜第3章第152夜 カレイ怒涛の11枚及び分析

2019-03-02 18:29:38 | サーフ

2019.3.2(土)

今朝も少々寝坊し朝まずめギリギリとなった。竿を全部(6本)出し終わった頃、陽が完全に出て朝まずめは終了した。カレイ釣りは朝まずめ開始頃から9時までの、この時間帯が一番期待できる。朝方は餌取も多く結構忙しいし、釣り人も一番元気な時間帯でもある。

旧暦:1月26日
場所:徳山築港
時間:06:20~14:50
天候:曇り
風 :東弱風
月齢:25.2
潮   :若潮 満潮07:11潮位243cm 干潮13:14潮位134cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果:30~34cmカレイ5・30cm未満カレイ6・20cm未満カレイ3R・ハゼ3R・メゴチ3R(R=リリース)

7時15分、アタリは見ていないが竿を引くと重い。ただ重いだけで生体反応は無くヒトデかと思ったが、リールを巻き戻しても錘が浮き上がらない。手前まで引いてきてやっと下に潜る反応が伝わって来てカレイだと解る。カレイも30cmを越えると下に潜る力がかなり強く、この時バラス可能性があるので慎重に揚げなければならない。揚げてみると31cmの良型だった。先ずはボウズ逃れの1枚である。

7時45分には20cmの木っ端ガレイが揚がる。そして8時8分、この釣り場では久し振りの34cmのマコガレイをゲット。今の時季は子持ちガレイで身の厚みもあり、重量が結構あるので、このサイズになるとタモで掬うのが正解であるが、海面から2m程度の岸壁から一気に引き揚げた。これは真似をしない方が良いです。ハリスが切れる危険性と針がカレイの口から抜け出る可能性が大であるためです。私としてはもうこの時点で帰っても良い気分である。
訂正とお詫び:子持ちガレイは間違いでした。肩の部分に卵を持ちますが、揚げたカレイの肩の部分がかなり膨らんでいるものもあり、子持ちと書きましたが、調理人の家人に確認すると、確かに膨らんではいたが子を降ろした後のようで、内臓のようなドロドロしたものが出たようです。自分で調理しないから解りませんでした。

8時43分には今日初めてのアタリを見る。竿先がお辞儀したので間違いなくカレイだと解る。3分程度間を置いてからゆっくりと引き揚げる。餌を呑み込ませた方が良いので、慌てて揚げる必要は無い。今度も良く翻るし重いので尺クラスのカレイだろうと予想、揚げてみると32cmの良型だった。30cmクラスのカレイがこう立て続けに揚がるのは久し振りである。この釣り場で釣り始めた頃は良くあったことだが、最近では30cm以上のカレイはあまり姿を見せなかったので釣り尽くしたのかと心配していたが、どうやら杞憂に終わったようだ。

10時頃、東の風がやや強くなった。と同時にスナメリが港湾奥深く2頭入って来た。カモメもスナメリを追うように上空を飛ぶ。どうやらスナメリの餌のおこぼれにあずかろうという魂胆らしい。こいつが入ると釣れなくなるが、暫くすると居なくなった。

同じ頃、対岸の防波堤でやっていたカレイ狙いの釣り人がやって来た。このおっさんは時々出会い、話す釣り人である。「わしゃあ(私は)、対岸の岸壁でやりよったんじゃがハゼしか釣れんけー止めた。餌がええと(沢山)余ったけーあげよう」と言って、私の餌箱に入れた。それは私が購入してきた餌よりも遥かに多い量だった。これで早仕舞いが出来なくなった。お返しと言っては何だが、可哀そうになったので30cmカレイを1枚進呈した。

11時に木っ端ガレイが釣れる。9時以降、釣れるのはハゼやメゴチばかりだったのでもう釣れないかなと思っていたが、5枚目のカレイにホッとする。そして12時ジャスト、車でつけていたTVからビートルズの「ヘルプ」が聞こえる。ジョン・レノンのシャウトで始まる曲は、「なんでも鑑定団」の主題曲である。と同時に竿先がお辞儀し、揚げてみるとまたまた32cmのマコガレイである。今日からもう花見ガレイのシーズン・インかと思った。この後、車中で「なんでも鑑定団」を観ながら昼食を摂る。

「なんでも鑑定団」が終わり、各竿を引いてみると2本の竿が重い。1本目は26cmのカレイで、カレイの顔に藻が巻き付いていた。2本目は木っ端ガレイだったが、8枚目のカレイとなる。こうなると二桁に色気が出て来る。

1本の竿だけ根掛かりの少ない方向に投げていたので、これのみ3本針を使っていた。13時44分にはこの竿で22cmの木っ端ガレイが釣れる。上下の針にヒトデが釣れ、真ん中の針にカレイが付いていた。9枚目である。

13時50分、アタリは見なかったが、ラインを巻き上げるとまたまた30cmのカレイ、これで10枚目、目標の二桁達成である。こんなに釣れても良いのかな?本格的なシーズンになると釣れなくなりそうで不安である。

14時に小刻みなアタリがある。竿を手に取ると真鯛のような手応えである。最近はマダイが釣れないのでアイナメだろうと見当をつける。果たして30cmクラスのアイナメだったが、引き上げる時に落ちてしまった。普段なら地団駄踏むところであるが、今日は全く意に介さない。不思議と悔しさも沸かなかった。

餌はまだまだあったが、腰が痛くなった(ヘルニア持ち)ので、14時半頃から順次納竿していく。最後っ屁ではないが、最後の最後にまた21cmの木っ端ガレイが釣れた。持ち帰りサイズのカレイがこれで11枚となる。

今日のカレイ釣果を時系列に記す(アタリを見ていないことも多く、釣れた時間は多少違う)。満潮7:11  干潮13:14
①7:15=31cmカレイ(満潮時)、②7:45=20cmカレイ(満潮時から1H以内及び9時以内)、③8:08=34cmカレイ(干潮時から1H以内及び9時以内)、④8:43=32cmカレイ(9時以内)、⑤11:00=21cmカレイ、⑥12:00=32cmカレイ(干潮前1H)、⑦13:00=26cmカレイ(干潮時)、⑧13:05=20cmカレイ(干潮時)、⑨13:40=22cmカレイ(干潮後1H)、⑩13:50=30cmカレイ(干潮後1H)、⑪14:45=21cmカレイ(納竿時)

今日の釣果を見て、常日頃の自分の持論に対して改めて確信を得た。まず、朝方はまずめから9時までが勝負どころである。それ以外に釣れるのは満潮時、干潮時の潮止まり前後、及びその1時間前後ということである。それ以外の時間帯はあまり期待できない。潮は緩い方が良い。これは永年カレイを釣り続けてきた私の持論であり、周南地区の釣り場では概ね当て嵌まると思う。但し、釣り場が遠方に変わればまたこの持論も変わるのかも知れない。

 

大きめのカレイのみ並べてみた。30cm以上のカレイは1枚進呈しているので4枚である。

【3月2日過去の釣行記録】
・1997年笠戸大橋下、日中、小潮、釣果=ボウズ
・2007年櫛ヶ浜港防波堤、20:10~01:15、中潮、釣果=メバル15・ハゼ2
・2008年平田川河口、14:10~18:10、長潮、釣果=カレイ2・アイナメ1
・2013年本浦港防波堤、06:40~11:00、中潮、釣果=大ナマコ2

【この日の釣り情報】
・2008年笠戸大橋下、日中、長潮、釣果=カレイ6

【旧暦1月26日釣行記録】
・1997年03月05日、笠戸島周辺、06:00~11:00、若潮、船釣り、釣果=4人でメバル100以上
・2007年03月15日、江の浦港防波堤、07:30~08:00、若潮、釣果=ボウズ
・2007年03月15日、第2埠頭東側、09:00~10:00、若潮、釣果=アイナメ1・カレイ4

 

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