第105夜 2001年の大地震

2007-03-27 23:11:20 | 天候・災害
2007.3.27

先程、私の釣りカレンダー3月のページを眺めていると、2001年3月24日の事ですが、下松で14時38分にM6.4、震度5の地震があったんですね。

この日、私は会社の同僚が子供にサーフを教えてやってくれと言うので、彼の家族と下松公共第2埠頭の南端にいました。当時は今の南端よりかなり手前が南端だったように思いますが、この広い埠頭に私と同僚親子の3人だけだったように記憶しています。彼の奥さんと下の娘さんは切戸川河口で潮干狩りをしていたと思います。

釣れる釣れないよりも先に、サーフの練習ですから広々としたこの埠頭は絶好の練習場です。埠頭の先端には車止めもガードレールも何も無く、竿立ても持参していなかったので、工事中の看板を竿立てに仕立ててサーフした竿を立て掛けていました。

確かサーフを始めて間も無くのことだったと思いますが、あたりも無くボーっとしていた時にいきなり竿が揺れ始めました。最初はあたりが来たと思い竿の方に駆け寄りましたが、直ぐに地震だと気付きました。この時は埠頭全体が大型フェリーの揺れに似た揺れでした。グラグラっとくる揺れではなくて、大海原で船がうねりの中にいるような揺れでした。

私は直ぐに家に電話しましたが、携帯電話は完全に不通、状況が全く解りませんでした。同僚の奥さんたちは潮干狩りをしていて、地震には殆んど気付かなかったとのことでした。それでも周りが慌しかったのでこちらに帰ってきたそうです。

津波の心配もあったし家の方も気になるので、直ぐに納竿してそれぞれ帰宅しまし
た。帰宅してみると我が家には誰も居なくて、家族全員がばらばらの場所にいました。

我が家は昔の古い家なので基礎がありません。ですから強い地震だと家が崩壊する恐れがあるのです。昔の家は瓦や大きな梁の重みで家が建っているものですから、やはり地震が一番怖いです。帰宅してみると幸い家はそのまま建っていましたが、玄関横の白壁に縦に亀裂が入っていました。今でもそのままになっています。

今夜は釣り記録を見ての思い出話でした。

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