千一夜第3章第197夜 量より質(私) 質より量(S) 両方いけるよ

2019-12-15 22:52:13 | サーフ

2019.12.15(日)

先週から久し振りに投げ釣りを再開したが、初回は少し感覚が戻った程度。今週は私の好きな潮でもあり、リベンジを果たすべく釣友Sを誘う。Sは先週、34cmのアイナメを揚げたこともあり、午後から用事があるようだったが昼までということで参加した。

先週と同じく、6時に釣具店集合で、6時30分頃サーフ開始とした。釣り場は空いていて、予定通りに推移し7時頃までには全ての竿を出し終わった。

7時20分にSが18.5cmの木っ端ガレイを揚げる。今日のボウズ逃れとはしゃいでいたが、5分後には私が32cmのマコガレイを揚げ逆に余裕が出る。本当はこれより10分程度前に、この竿にカレイ独特の、竿先がお辞儀するアタリを見ていたので、その時点で釣れていたものと思われる。今回は、餌を十分に飲み込ませ、取りっぱぐれの無いように十分に時間を掛けたのだ。私にしても久し振りの30cmオーバーだったので、揚げるまで十分に引きを楽しんだ。

このアナゴが今日最初の獲物だったろうと思う。私が1時間程度置き竿で放っておいた竿にきていた。朝まずめ開始後暫くしてサーフ開始したが、まだ薄暗かった頃に投げていた2本の竿の内の1本である。普段はもう少し明るくなってから竿を出すのだが、今朝はサーフの準備が早く終わっていたのでついつい早く開始してしまった。暗い内に始めると90%の確率でアナゴが釣れる。アナゴは仕掛けをぐちゃぐちゃにするので、アナゴを釣らないようにサーフ開始の時間を遅らすのが常套である。今朝のアナゴは綺麗に唇に針掛かりしていて、仕掛けも汚されていなかったので助かった。恐らく朝一で釣れていたものと思われる。

8時丁度、Sがリールを巻き上げていたが私の仕掛けと絡んでいるという。2人でそれぞれのラインを持って揚げたが、その先には16cmの木っ端ガレイが付いていた。Sがこのカレイは私の方の針に付いていると言い出したが、よくよく見てみると2人両方の針で釣れていた。Sの餌を飲み込み、私の針が唇に掛かっていたのだ。これはやはり餌を飲み込んでいる方のものだろうと私が言い、Sの釣果とした。写真のカレイの口から2本のハリスが出ているのがお解りだろうか。

8時10分、Sが重い重いと言いながら揚げた竿には、上針に石、下針に23cmのカレイ(Sの今日の最大のカレイ)が付いていた。2つ合わせるとイシガレイである。写真で見るとカレイも大きく見えるが、23cmしかない。わざわざ私が下に降りて撮影した。

10時3分、私の竿にアタリ、2回、3回と続けて引くのでカレイで無いことは確かである。Sの予想通り、キビレだった。これも唇に綺麗に掛かっていたので、針を外した後、即リリースした。この釣り場で釣れるクロダイは殆どがキビレであり、チヌの方が珍しいくらいだ。

10時25分にもまた私の竿にカレイのアタリ、これも竿先のお辞儀を見たので慌てて揚げるというようなことはしなかった。5分程度経過してまた竿先にアタリを見たので、間違いなくカレイが釣れていると確信して揚げた。朝方の32cmには及ばなかったが29.8cmあった。私としてはこの時点で納竿しても良かったのだが・・。

11時10分、Sが20cmと18cmの木っ端ガレイをダブルで揚げる。木っ端だが久し振りのダブルだった。今日はサイズは兎も角、カレイの特異日だったかも知れない。Sは総じて木っ端だったが、今日は終始釣っていた。11時以降は、私は釣っていないのでSの一人舞台だった。何と20cm前後の木っ端ガレイが爆釣だった。普通は潮時前後に潮が止まるのだが、今日はどういう訳か潮止まりが無かった。緩やかではあっても、ずっと潮が動いていたということである。これは非常に珍しい現象である。それで数釣れたのかも知れない。

今日の釣果を時系列に記す。
7時台:私=32cmカレイ1・アナゴ1、S=18.5cm木っ端ガレイ1 ・小キビレ1
8位台:S=15.5、23cmカレイ2・メゴチ1
9時台:私=20cmカレイ2、S=15、22cmカレイ2
10時台:私=29.8、18cmカレイ2・29cmキビレ1・ハゼ1、S=キス1
11時~12時:S=13~20cm木っ端ガレイ5・メゴチ1・イイダコ1

今日最後の釣果、久し振りにイイダコが揚がった。釣れる時には2人で10杯近く釣れることもある。今年はあまりサーフ釣行していないので、イイダコもあまり見ていない。

旧暦:11月19日
場所:徳山築港
時間:06:30~12:30
天候:晴れ 
風 :西弱風のち東風
月齢:18.5
潮   :中潮 満潮10:59潮位310cm 干潮04:17潮位3cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果:32cm、29.8cm、20cmカレイ3、計5枚・アナゴ1・29cmキビレ1・ハゼ1(カレイ以外はリリース)
釣友:S=13.5~23cmカレイ10・小キビレ1・メゴチ2・キス1・イイダコ1 

私のカレイ釣果、32cmを筆頭に5枚を揚げる。私の場合は尺ガレイ狙い、Sの場合は数が優先する。今日は釣り場から港内北側方面が木っ端ガレイのオン・パレードでSの釣り場、私の釣り場は釣り場西側からフェリー乗り場と灯台の間方向で、ここがビッグ・ガレイのポイントだった。釣果は日によって違うが、最近では概ねこのポイントは変わらない。昔は何処に投げても尺クラスのマコガレイが釣れたが、ここ数年、大きいのは釣りつくした感がありあまり釣れなくなった。

今日は大潮2日後の中潮、昔からこの潮は私との相性が良い。良型のカレイが2枚だったが、まずまずである。投げ釣りの感覚が戻りつつある。

【12月15日過去の釣行記録】
・2007年第2埠頭東側、06:36~16:30、中潮、釣果=カレイ4・キス14・マダコ1・アナゴ1
・2007年徳山築港、06:40~14:00、中潮、釣果=キス3・ハゼ10・アイナメ1・キビレ1

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦11月19日釣行記録】
・2007年01月07日、第2埠頭東側、15:15~16:30、中潮、釣果=イイダコ1
・2007年01月07日、大島大原、18:30~00:00、中潮、釣果=2人でメバル35
・2010年01月03日、第2埠頭東側、06:40~13:30、中潮、釣果=カレイ5・ハゼ1
・2012年12月31日、第2埠頭東側大島大原、10:00~12:20、中潮、釣果=ボウズ

 

http://blog-parts.wmag.net/okitegami/base.php?ser=36906&m=219b56b2lb68fdf326a81

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