第896夜 釣行記憶14:イカ釣り

2009-05-03 22:17:56 | 釣行回顧録

2009.5.3(日)憲法記念日

私の釣行記録に留めていない釣行記憶第14談を、記憶を辿って書き記しておく。

今回も12~3年前の日本海初夏のイカ釣りである。萩市のとある小さな港から出航したのだが、この時、初めてイカ釣り漁船に乗船した。

イカ釣り自体は暗くなってからの釣りだが、15時くらいには出港となる。港から魚場までは30分程度で行けるのだが、場所取りのために早くから行かなければならないのだ。花見の場所取りとは訳が違う。全員が乗船しなければならない。

釣場に着いてからアンカーを打ったかどうか覚えていないが、多分アンカーを投入したようにも思う。6月頃のことだから、暗くなるのは19時半くらいか。出港してから4時間程度も待っていなければならない。この間、やることは何もないのだから、ひたすら宴会の様相を呈してくるのは仕方ないことである。

暗くなってから一斉に船がイカ釣り特有の電気を点灯する。遥か彼方の見渡す限りの海に、沖合いまでずらりと並んだイカ釣り漁船の光景は、それは見事なものである。初めて間近に見たので強烈な印象として残っている。

イカの釣り方は至って簡単である。1m足らずの竹竿に紐(糸)が付いていて、先端には餌木の先に付いているのと同じような針が付いている。その針を自分の後方に投げ入れて、後は竹竿を勺っていればよいだけである。元々、イカは電気の光に寄って来るのだから、後は針に乗ってくるのをひたすら待つのみである。イカが乗ってくるとズンと重くなるので直ぐ解る。

このイカの種類というのか、名前を忘れてしまったが、実に美味いイカである。釣り上げたイカを船頭さんが船上で早速調理してくれる。イカ刺しを直ぐに造ってくれるのだが、これが極上の美味さである。但し、イカの足は口の中でくっ付くので要注意である。

翌日、釣れたイカを会社に持って行くと、料理の上手い先輩H氏が屋台で売っているようなイカ焼きを作ってくださった。これがまた美味いの何の、あっと言う間に同僚たちの胃袋の中に収まった。会社を休んでも良いから、もう一度釣って来いと言われたものである。

【5月3日過去の釣行記録】
・1997年出光興産桟橋、15:00~20:00、船釣り、釣果=メバル多数・アイナメ
・2006年笠戸寺崎、19:50~23:45、中潮、釣果=メバル12・カサゴ1・アジ1
・2007年笠戸本浦港、06:00~18:00、大潮、釣果=カレイ5・キス5・小ダコ1・ナマコ3
・2007年笠戸大城下、18:30~00:20、大潮、釣果=メバル13(リリース20)・クジメ2
・2008年第2埠頭荷揚場06:00~17:30、中潮、釣果=カレイ9・キス3(TV出演)

【この日の釣り情報】
・2006年上関四代、15:00~21:00、中潮、釣果=メバル20(27cm2)釣れたのは夕まずめ

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