2008.8.7(木)
今日が立秋であるが、まだまだ夏の盛りである。
台風も既に9号が発生しているが、日本への上陸はない。9号(和名カンムリ)はベトナムの方で熱帯低気圧になったようである。
釣りの格言にもあるように、海上の大荒れの前後には魚が良く釣れると言われている。最近メバル釣りがさっぱりである。海水の温度も上がっているので、水深のある沖の方へ移動しているのだろうが、ここらで一荒れしないとどうも釣果の方が上がらない。これからは一雨毎に涼しくなっていくのだろうが。
今夜は釣りに関する気象用語第5弾を記することにする。
『波浪注意報』・・・風浪、うねりなどによって災害が起こるおそれがある場合に、その旨を注意する予報。
『波浪警報』・・・風浪、うねりなどによって重大な災害が起こるおそれがある旨を警告する予報。
『台風は波が先』・・・遥か南の洋上に発生した台風の中心付近で起こるウネリは円弧を描いて伝播するが、台風が到来するより遥かに先に早くウネリが到達する意。
『高潮』・・・台風または発達した低気圧によって、海水面が平常より著しく上昇する現象のこと。
『体感温度』・・・人が感じる気温のこと。特に暑さや寒さの感じ方をいう。人が感じる温度は気温に最も左右されるが、風や日射、湿度の影響も受ける。例えば夏の暑さは湿度が高いと耐え難いが、乾燥すると凌ぎやすい。また、風速が秒速1m増すごとに体感温度は約1度低くなるという。
『逃げ水』・・・道路などが強い日射に照らされて、前方に水溜りのような青い帯が見える現象のこと。実際には水溜りはないので、近付くと消えることから逃げ水と言われる。強い日射で地表面付近が暖められると、その付近の気温が異常に高くなり、屈折率が低い空気の層ができる。この層へ太陽光が斜めに入って全反射すると青空が映って、あたかも水のような帯びに見える。
『冬の南は一刻もたぬ』・・・北西の季節風が吹く時期に、時ならぬ南風が吹くときは、低気圧が近くに接近しているから直ぐに雨や雪が降り出す。
『冬の雨上がり1日は凪』・・・冬、低気圧が雨や雪を降らせた翌日は凪になる。冬の天気を支配する大陸高気圧の消長には周期があるので、雨や雪の後には穏やかな日が1日くらいある。確かに雪が降った翌日は良く晴れます。
『冬に星が輝く時は翌日風が吹く』・・・星の瞬きは星の光が通って来る大気の温度分布からくる大気密度の濃淡によって起こる。上層のジェット気流が強くなると星の瞬きも激しくなり、地上の風も強くなる。
釣りにはあまり関係のない気象用語もあるように思われますが、これがなかなかどうして、微妙に釣りに絡んでくるのです。『逃げ水』のような現象が起こるような日は概して釣れません。尤も、こんな暑い日に釣りをする者は、幾人かを除いてあまりいませんけどね。
今日の暦
・立秋(24節気)
・涼風至る(72候)
・七夕(月遅れ)新暦となり季節感がずれたため、1ヶ月遅れて七夕を祝う地域がある。
・七夕の節句(旧暦)旧暦の7月7日。
・花の日、語呂合わせ。
・鼻の日、語呂合わせ。日本耳鼻咽喉科学会が1961年(S36)制定。鼻の病気予防を呼びかける。
・バナナの日、語呂合わせ。




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今日が立秋であるが、まだまだ夏の盛りである。
台風も既に9号が発生しているが、日本への上陸はない。9号(和名カンムリ)はベトナムの方で熱帯低気圧になったようである。
釣りの格言にもあるように、海上の大荒れの前後には魚が良く釣れると言われている。最近メバル釣りがさっぱりである。海水の温度も上がっているので、水深のある沖の方へ移動しているのだろうが、ここらで一荒れしないとどうも釣果の方が上がらない。これからは一雨毎に涼しくなっていくのだろうが。
今夜は釣りに関する気象用語第5弾を記することにする。
『波浪注意報』・・・風浪、うねりなどによって災害が起こるおそれがある場合に、その旨を注意する予報。
『波浪警報』・・・風浪、うねりなどによって重大な災害が起こるおそれがある旨を警告する予報。
『台風は波が先』・・・遥か南の洋上に発生した台風の中心付近で起こるウネリは円弧を描いて伝播するが、台風が到来するより遥かに先に早くウネリが到達する意。
『高潮』・・・台風または発達した低気圧によって、海水面が平常より著しく上昇する現象のこと。
『体感温度』・・・人が感じる気温のこと。特に暑さや寒さの感じ方をいう。人が感じる温度は気温に最も左右されるが、風や日射、湿度の影響も受ける。例えば夏の暑さは湿度が高いと耐え難いが、乾燥すると凌ぎやすい。また、風速が秒速1m増すごとに体感温度は約1度低くなるという。
『逃げ水』・・・道路などが強い日射に照らされて、前方に水溜りのような青い帯が見える現象のこと。実際には水溜りはないので、近付くと消えることから逃げ水と言われる。強い日射で地表面付近が暖められると、その付近の気温が異常に高くなり、屈折率が低い空気の層ができる。この層へ太陽光が斜めに入って全反射すると青空が映って、あたかも水のような帯びに見える。
『冬の南は一刻もたぬ』・・・北西の季節風が吹く時期に、時ならぬ南風が吹くときは、低気圧が近くに接近しているから直ぐに雨や雪が降り出す。
『冬の雨上がり1日は凪』・・・冬、低気圧が雨や雪を降らせた翌日は凪になる。冬の天気を支配する大陸高気圧の消長には周期があるので、雨や雪の後には穏やかな日が1日くらいある。確かに雪が降った翌日は良く晴れます。
『冬に星が輝く時は翌日風が吹く』・・・星の瞬きは星の光が通って来る大気の温度分布からくる大気密度の濃淡によって起こる。上層のジェット気流が強くなると星の瞬きも激しくなり、地上の風も強くなる。
釣りにはあまり関係のない気象用語もあるように思われますが、これがなかなかどうして、微妙に釣りに絡んでくるのです。『逃げ水』のような現象が起こるような日は概して釣れません。尤も、こんな暑い日に釣りをする者は、幾人かを除いてあまりいませんけどね。
今日の暦
・立秋(24節気)
・涼風至る(72候)
・七夕(月遅れ)新暦となり季節感がずれたため、1ヶ月遅れて七夕を祝う地域がある。
・七夕の節句(旧暦)旧暦の7月7日。
・花の日、語呂合わせ。
・鼻の日、語呂合わせ。日本耳鼻咽喉科学会が1961年(S36)制定。鼻の病気予防を呼びかける。
・バナナの日、語呂合わせ。




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