a vacant mind

虚無と音楽

共鳴(空虚な石)

2005-11-15 | 音楽等
Lily Chou-Chouのアルバム呼吸を丁度母親が亡くなる前によく聞いていた。何かどうしようもないものが訪れようとしていた。死というものが自分ではなく、母親に訪れることに何か苛立ちみたいなものがわいていた。生きるべき人が生きられたらよかったのにと、どれほど思ったことか。
死がこんなにも身近だと本当に神に祈るような気持ちにもなるものだ。
このアルバムはまるでその時の自分にとって鎮魂歌のようにも聞こえた、今頃季節だっただろうか少し肌寒くて音が響いてくる。もうすぐ4年になるのだろうか、あっという間に過ぎていったような、新ためてアルバムを手にとってプレイヤーにかけてみる、僕はまだそこにいるようだ。
8曲目の共鳴(空虚な石)詞の一部、生きていくためだけに 生まれてきた 他に意味があるの
そこだけがループしている。生まれた意味を求め続けることは無意味なのかと自分に問いかけ続けている。
コメント
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