消したんだ

DELETEと書いたような気がしていた。
その後寝てしまったようだ、知らないうちに自分で消したんだ。
やばいなと感じたことがそのままだから消そうとは思っていた。
どこにいけばいいのかわからなくなっている。
ひとりで生きているわけじゃないが、ひとりになりたがる。
孤独だと言って感傷に浸っているのだから、前なんか見えるわけがない。
人から離れ過ぎているのかもしれない。
ないないだらけでいじけているいるのだろう、子どもだね。
呆れるくらいどうしようもない鏡の前の俺
鏡に映る自分を睨みつけている、突き抜けていくよ。
薄れていくよ。忘れてやるよ。

幻失

何とかしないといけないが、何ともならない。
このままでいいはずがないのに、動けなくなってしまった。
時間がただただ過ぎていく、何をしているのだろう？
これじゃ忙しく過ぎていく日々のほうがよっぽど健全だ。
僕は僕を取り戻したかったが、その取り戻そうとする自分が見当たらなかった。