a vacant mind

虚無と音楽

2005-11-06 | Diary
私にとって光は何だか遠いもののよう、光に溢れる感覚というものは安らかで温かったりするのだけれど、明らかに居心地の悪さを感じてしまった。イメージ的には白いというか光が溢れているというのか、日常ではないということは確かだ。目で見るものでもないし、見えるわけがない。たぶん目では見ることができないものだと感じる。声が聞こえることはないが言葉にもなにもならないビジョンが光の中に埋もれているというか、拡がっているというか、説明することはできないしできるわけがない。
光のコントラストは嫌いだ、目を凝らしてみれば薄らと光の影のようなものが見えてくる。
暗闇を光で埋め尽くさなくても別にいい。それが何だかわからなくても困ることはない。
でもそのわからなさを操るやつもいる、わからないまま扉を開いてしまえば、どうなるかを覚悟だけではどうにもならない結末もある。扉というものも、ひとつのイメージでしかないけれど段階を経なければ辿り着くことができないもの。その先にあるものが私にとって何を意味するのか・・・・・・
意味はないのかもしれない
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walking in the rhythm

2005-11-06 | 音楽等
フィッシュマンズの曲で、ビデオクリップを見た時に日本のバンドも変わってきたんだと感じました。
音が軽く感じられるメジャーだとか全然関係のないところで、自分達の音を鳴らそうとしている、それが面白かった。熱心なファンでもないけれど、フィッシュマンズが人気があるということが何か健全な感じがしたし、音が何所まで届くのだろうかという期待もあった。残念ながらボーカルの人が亡くなってフィッシュマンズの活動は終わってしまった。この曲を聞いた時に儚さみたいなものが溢れている感じがした、ゆっくりとゆっくりと音を刻みながらも何だか砂時計のように流砂が、時の終わりを告げていく。そんな感じがした。


宇宙 ベスト・オブ・フィッシュマンズ
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