a vacant mind

虚無と音楽

うつ病

2005-11-01 | Diary
これを診断されたのは22歳くらいだったかな?一応軽い鬱病とか言っていたけど、そのころ軽いとか重いとかよりも、やっぱりそうなんだと納得はできたんだと思う。
今みたいに精神科は行きやすいところではなかったから、おかしいから行くというより、どうみても普通じゃない言動や行動の人がいくみたいなところがあった(連れてこられた)。総合病院だったからそういうこともなかったけど、精神病院といわれているところは近寄り難く、鉄格子が目に入ってくる。それと叫び声とか虚ろに歩いている人とか、微笑んでいるんだけど何か恐かった。とにかく全体的に薄暗い雰囲気があった。ストレスがどうのという世界ではなかったように思えた、消毒液の臭いが立ち込め何だか落ち着かない感じがした。ここには答えがないんだろうと漠然としたものはあった。カウンセリングのレベルも相当低くて本に書いてあるようなことをそのまま引用しているように思えた。いつか時間が経てば治るものだと言っていたな。時間が経ってわかったことは、気にしてもどうにもならないということぐらい。自分だけが取り残されて閉じていくことに対しての恐怖を増幅しようもなくなった。
コメント
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