世界変動展望

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文科省は井上明久事件の第三者調査機関を直ちに設置せよ!

2012-09-08 00:30:22 | 社会

東北大学井上明久事件の第三者調査委員会はいまだにできたという報道がない。この問題は直ちに調査機関を設置し、解決しなければならない。不正の問題は調査しても何もいい事はない、そんなことに労力を費やすなら他の研究に費やすべきだという人はいるかもしれない。

しかし、この問題を放置する損害を考えてほしい。何十億円という無駄な研究費が税金から支出され、できもしないバルク金属ガラスのために多くの人が時間・労力・研究費を浪費してきた。放置するということは、これからもそういう大きな損害をおかす危険性を放置するということだ。放置していい問題では決してない。

井上明久、東北大学、日本金属学会らの名誉を守るという身勝手な理由のために、不正を放置していいということは絶対にない。この問題に関しては東北大学や日本金属学会に任せたのでは自浄作用がないために解決しないのは明白であり、それは多くの人がわかっている。

文科省は大学や学協会の自律性に任せるといって放置しているが、そういう態度は無責任極まりない態度といわれても仕方ないだろう。なぜ、こんな状況になっても第三者調査機関を設置しないのか。文科省はやる気がなく、責任放棄しているとしか思えない。

この問題は直ちに第三者調査機関を設置し、解決しなければならない。文科省は監督責任として直ちにそれをせよ!