株式会社マイナビ様への謝罪
平成25年6月19日
公益社団法人 日本女子プロ将棋協会(LPSA)
代表理事 石橋 幸緒
業務執行理事 庄田 育夫
過日「第6期マイナビ女子オープン」の契約解除から一連の騒動に伴い、
株式会社マイナビ様に対して多大なるご迷惑をおかけしましたことを、ここに謝罪申し上げます。
弊協会としましては、新人女流棋士の認定ならびに出場を何よりも第一義に考え、
本来はスポンサー様というお立場で、プロ認定とは関係ない株式会社マイナビ様に対しても、
弊協会新人女流棋士をプロとして認めるように理解を求めました。
結果として、株式会社マイナビ様が認めないのは、公益社団法人日本将棋連盟
ならびに弊協会との三者間で締結していた「第6期マイナビ女子オープン」の契約に
違反するものと判断し、第6期マイナビ女子オープンの契約解除ならびに対局放棄に至りました。
しかし、この判断と行動については、拙速かつ一方的であった、現段階において
結果として間違っていたものと考えるに至り、今ここに「契約違反があった」
という弊協会としての主張は取り下げさせていただきます。
これに起因した一連の記者会見や、1月30日の準決勝対局の放棄、
適切ではなかった書面の送付かつ公開など、長年将棋界を支援して下さってきた
株式会社マイナビ様への礼を失した対応により、
多大なご迷惑と不快の念を与えましたことを、謹んでお詫び申し上げます。
弊協会は今後このようなことのないよう、今回の事象を行き過ぎた行為として省み、
女流棋界ならびに将棋文化の発展にむけて、改めて心から真摯に啓もう活動に精進し、
株式会社マイナビ様をはじめ、ご関係の皆様からご理解とご信託をいただけるように、努めてまいります。
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1月末の対局放棄に対しLPSAが非を認めようやくマイナビに謝罪した。遅すぎる。マイナビの契約違反故の解除及び対局放棄を間違っていたと認めたが、弁護士の錦織淳がついていながらなぜこんなことになったのか不思議だ。契約解除の法的考察は前に紹介したが、LPSAはどういう理由で間違っていたと判断したのだろうか。以前に連盟とLPSAへの提案も紹介した。できればこれを参考にして一日もはやく和解して共に将棋界の発展を目指してほしい。
関係者の処分についても、触れていません。少なくとも、今後処分を発表する旨、あってしかるべきです。これで許しては、もらえないでしょう。LPSAが許してもらえると、考えているとしたら、もう一山ありそうです。
処分についてはおっしゃるとおり必要ではないでしょうか。自らの非でマイナビ等に損害を与え、対局放棄等の暴挙をしたのだし、石橋は代表です。社会通念に従えば処分がなければいけません。
それについては今後の動きを注視します。
あとファンへの謝罪もできればほしいところかと。連盟への謝罪は望むだけ無理でしょうね。今回の謝罪文からも分かるように、LPSAは連盟に対する批判については一切取り下げていませんので。
連盟の理事が尻拭いするようです。
LPSAは、何なのか?
自分たちで、尻拭いすべきではないか?