世界変動展望

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一関市博物館、平成26年度和算に挑戦、上級問題の解答例

2015-01-10 20:26:00 | 物理学・数学



定理1は『和算の図形公式 -算法助術-』(中村信弥 編著)公式40によった。

上級問題は計算がめんどくさいが中学生でも解ける。昨年の上級問題の解説の参考[1]と似た考えを2回使う。この考えを使って大円の半径を出し、その後に丁円の直径を出す。答えは1寸で、きれいな答えだが、問題図の長さを測って長さを推定すると1寸より大きく、「答えが間違っているんじゃ?」と思った人はいるだろうか。それは問題の図が正確でないことが原因だ。下の定理を知っていると計算が簡単。定理の証明は図の位置関係が上級問題と少し違うが、同じ答えが出るから定理は成り立つのだろう。


定理は『和算の図形公式 -算法助術-』(中村信弥 編著)公式48によった。