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肥満薬の治験でデータ改ざん疑惑!

2013-06-30 00:20:17 | 社会

『肥満薬の治験でデータ改ざんか 身長偽り肥満度上げる

朝日新聞デジタル 6月30日(日)5時18分配信

メタボリック症候群など肥満症に効く市販薬の開発をめぐり、大阪市の病院が実施した臨床試験(治験)のデータの一部が改ざんされた疑いがあることが朝日新聞の調べでわかった。被験者72人の中に治験を実施した病院の職員6人が含まれ、4人の身長が実際より低く記録されていた。治験の条件を満たすため被験者が肥満体となるよう偽装された可能性がある。

 治験は、製薬大手「小林製薬」(本社・大阪市)の依頼を受け、医療法人大鵬(たいほう)会「千本(せんぼん)病院」(同市西成区、196床)が2010年4月から実施。小林製薬は11年11月、治験結果をふまえ、市販薬としての製造販売の承認を国に求めたが、朝日新聞の取材後の今年2月、申請を取り下げた。同社は今後、事実確認を進め、病院側に法的手段を検討するとしている。

 朝日新聞が入手した内部資料によると、治験の責任医師は当時の内科部長(43)で、当時の院長(45)も業務の一部を分担した。被験者72人の中に当時の職員6人の名前があり、うち4人に直接取材して身長を確かめると、いずれも治験のカルテや症例報告書に記載された身長が実際より約4~10センチ低かった。千本病院も取材に対し、これらの事実を認めた。

[1]』

臨床でまたこんな不正疑惑が浮上した。なんとかしないといけない。被疑者はどうせ過失だったと弁明するんでしょ?

関連1関連2関連3 関連4-その1関連4-その2.

参考
[1]asahi.com 記事 写し 2013.6.30

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なお、被疑者の院長(当時)は2010年に速度超過で部下を身代わり出頭させ、道交法違反・犯人隠避教唆罪で書類送検されたH.T.という見解がある。2010年7月当時の千本病院の内科医はH.Y.とY.T.。どちらかが被疑者である内科部長の可能性がある。H.Y.は別の治験の責任者としてH.T.と共に名を連ねたことがある。

(2013.7.2 追記)