
私に響いた名言達です。
ロシアの小説家、思想家のトルストイの言葉。
「愛は人間に没我を教える。だから愛は人間を苦しみから救う。」
私も脳科学の幸福学で、資本主義の競争社会が煽るエゴイズムが強い人より、意外に利他的な人の方が幸福度が高く脳のバランスが取れています。
その結果として人からの信頼が集まりビジネスや人生がうまくいくことが多いというデータを読みました。
古代ギリシャの数学者、哲学者のピタゴラスの言葉。
「自分をコントロールできない者に、自由はない。」
近年の心理学の研究で、学校ではIQ(知能指数)を高める教育がメインですが、意志力(非認知能力)という、あきらめない力、情熱、自尊心、自制心、協調性を高めることの方が実社会で生きて働いていく上で重要とアカデミックでかなり言われ始めています。
意志力を磨くためには、マインドフルネスや利他的な生き方を通じて脳の島皮質を厚くすることが大切ともされています。
アメリカの自己啓発の元祖と呼ばれるデール カーネギーの言葉。
「ある人の人生が、幸福であるか、あるいは不幸であるかは、財産、地位、あるいは職業などによって決まるものではない。
なにを幸福と考え、不幸として考えるか、その考え方が幸不幸の分かれ目なのである。」
近年のポジティブ心理学による幸福学では、一応約年収800万円位までは、収入と幸福感はある程度は比例すると言われています。
しかしそれは幻想を追っていると心理学でかなり問題の多い発想とされています。
幸福学でももっと自分の重要な価値観と自分の強みと社会の必要性の3点が、うまく重なる点を追う様な生き方の方が幸せを感じるとされています。
パナソニック創業者の松下幸之助の言葉。
「人はみな、持ち味が違う。枠にはめたらその人の持ち味が消える。」
私もアジアや日本の「皆と同じでなければいけない」みたいな価値観が、どれだけ個人の可能性を埋没させてしまっているかと残念です。
松下さんは松下電器で、各人の強みを活かして仕事をしてもらいました。
そのため他社で弱点ばかり指摘されて平均的な人間になり、または落ちこぼれてしまった人達も、水を得た魚の様に自分の個性や強みを活かして活躍する人が多かったらしいです。