私がパナソニック創業者の松下幸之助が始めた運動のPHPの冊子のずっと以前に読んだ号で、どこか強く印象に残り、すごく心の底に響いてきた言葉です。
「人の数だけ
生き方があり
生き方の数だけ
幸せがある。」
「生きるのがうまい人へたな人」特集にあった言葉です。
幸福は心理学で、ある程度は規則性はあるとされます。
また私は不幸になるあり方も、同じくそれなりに共通項があるかと思います。
しかし心理学で幸せを感じるとされるすごく重要なポイントの一つ、他人と比較せずに小さくてもいいから自分らしさを見い出し、そのあり方を生きるという事があります。
その意味である自己実現や各自の生きがいがある姿は、本来は一人一人で方法も異なるあり方とされ、私もそう思います。
しかし私は多様性だからといって、不必要に人を傷つけたり、犯罪行為は基本的には肯定できないし、自分勝手ばかりの無責任なあり方もOKという訳ではないと考えます。
ただ様々な生き方とそれに伴ういろいろな幸せがあるという言葉は、いい意味では幅の広いあり方で、何か自分の人生を肯定できる様で救われました。