私は先日にご当地電力の事業化を学ぶ飯田自然エネルギー大学で、社団法人徳島地域エネルギーの代表の豊岡和美さんという方の講義を受けました。
社団法人 徳島地域エネルギー。
日本人は普通はビジョンや理想の追求より現実の改善や、フォアキャスティング(現状からの改善や積み上げによる予測)を得意としますが、エコロジーや自然エネルギー事業では特に、バックキャスティングが重要と教わりました。
こちらの団体は、組織を作り事業(活動ではなく)を始めて、最初にご当地電力ですがメガソーラーを作った事実を教えてくれました。
また風力や熱利用は事業としても可能性大で、こちらの団体は自治体や企業を巻き込み、太陽光発電約11箇所16.5メガワット以外に、小水力発電や木質バイオマス施設3カ所をすでに事業化していて、風力発電は計画中らしいです。
講義してくれた市民活動から県議になり、今はご当地電力の事業家である豊岡さんは、まさに新人類という表現がぴったりの方でした。
彼女は地球温暖化に強い危機感を持ち、持続可能な地域ひいては社会を作るビジョンをしっかり持ち、現実を多面的にふかんして、また深く考える分析力と共に、それを実現化する行動力や事業力や巻き込み力があります。
私はこの方のご当地電力事業の実践者の説得力ある話しに、強く勇気づけられました。
私もこれまでの現実の改良路線ばかりの生き方を改めて、自分なりの理想やビジョンをしっかり持ち、どうしたらそれを具現化できるかを考えて、多様な方法を駆使して実現化していきたいと、自分の人生でも事業でもビジョン追求やバックキャスティングをより心がけたいと思います。