エコなニコニコ日記 社会企業エコフェアネットワークのブログ

厳しい時代を生き抜き、よい社会を作るために環境問題や格差問題の代替案である私の事業や参考になるだろう情報を書いています。

ビジョン追求やバックキャスティング(未来から逆算をしてやるべきことを決めること)の重要さについて。

2017-06-13 17:52:55 | エコの情報


私は先日にご当地電力の事業化を学ぶ飯田自然エネルギー大学で、社団法人徳島地域エネルギーの代表の豊岡和美さんという方の講義を受けました。

社団法人 徳島地域エネルギー。


日本人は普通はビジョンや理想の追求より現実の改善や、フォアキャスティング(現状からの改善や積み上げによる予測)を得意としますが、エコロジーや自然エネルギー事業では特に、バックキャスティングが重要と教わりました。

こちらの団体は、組織を作り事業(活動ではなく)を始めて、最初にご当地電力ですがメガソーラーを作った事実を教えてくれました。

また風力や熱利用は事業としても可能性大で、こちらの団体は自治体や企業を巻き込み、太陽光発電約11箇所16.5メガワット以外に、小水力発電や木質バイオマス施設3カ所をすでに事業化していて、風力発電は計画中らしいです。

講義してくれた市民活動から県議になり、今はご当地電力の事業家である豊岡さんは、まさに新人類という表現がぴったりの方でした。

彼女は地球温暖化に強い危機感を持ち、持続可能な地域ひいては社会を作るビジョンをしっかり持ち、現実を多面的にふかんして、また深く考える分析力と共に、それを実現化する行動力や事業力や巻き込み力があります。
私はこの方のご当地電力事業の実践者の説得力ある話しに、強く勇気づけられました。

私もこれまでの現実の改良路線ばかりの生き方を改めて、自分なりの理想やビジョンをしっかり持ち、どうしたらそれを具現化できるかを考えて、多様な方法を駆使して実現化していきたいと、自分の人生でも事業でもビジョン追求やバックキャスティングをより心がけたいと思います。
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「夢を諦めかけてどう生きるべきか迷った私に、あるべき指針をくれたあり方について。

2017-06-13 17:50:42 | 生き方

「夢を諦めかけてどう生きるべきか迷った私に、あるべき指針をくれたあり方について。」(松下幸之助や一新塾に学ぶ。)

昨日はいろいろつらいことがあり、「心の貧しさが悪の道に走らせる。」様な感じで、自分の生き方に深く迷いました。

自分の社会に尽くす生き方がバカらしく思え、いっそ志も捨てて、「合理的なエゴイスト」として生きてしまおうか?
ユダヤ人の様に、世の中の本質や真実を見抜き、ある意味冷たく賢く処世することがいいのか?
自分の今までの生き方は社会に都合がいい様に、ある意味洗脳されていたのか?
動物や生き物の本能とはエゴイズムで生きていて、自分も社会よりも自分の欲を追って生きてしまっていいのではないか?

そんな中で私は夜中に自分が今まで集めた名言の手帳を読み返しました。
いろいろな言葉を読み漁っている中で、私は出会った松下幸之助の言葉や彼の人生や足跡を改めて考えました。

松下幸之助の座右の銘の「素直な心」とは、
「私心にとらわれず実相をあるがままに把握すると道理が見えて、何が正しく何をなすべきか見えてくる。」
とありますが、松下さんはある意味でユダヤ人と同じく時代の流れを把握した事業家の様に、物事の真実や本質を把握する洞察力があると思います。

ただ彼は、ある面で冷たい合理主義的なユダヤ人の様な冷めた現実適合者ではなく、物事の道理に基づく正しさやあるべき姿を追う人であり、私の感性にはすごく希望や光を感じられる指針を見出せた様でした。

私の言葉で言えば、松下さんは、
「本質を素直な心で見つめ、あるべき生き方、働き方、志を生きて実現するイノベーター」だと思います。

ある意味主体的市民育成の一新塾の6つの箱の考え方と内容はかなり同じと思い、迷える中で「これだ!」と思い、また明日や夢に向かう勇気や気力が湧いてきました。
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