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オスロ、最終日。

オスロ最終日、3日目。

午前はオスロ市役所高齢者ケア課、午後はガムラ・オスロという在宅ケアサービス拠点を訪問。

午前のオスロ市役所。

キョトンZZZ???のオンパレード。

事務所を移籍したスガシカオもびっくりの、午前の?のパレード。

こんなに期待を裏切られたのは、初めてだ。

私のインタビュー調査では、常に同じ視点から同じ質問を投げかける。

しかも事前に質問項目は、先方に送ってある。

ほぼ全ての質問に関して、<ここでは分からないので、ガムラ・オスロで聞いた方が良いよ>の一点張り。

市役所は、高齢者ケアの様々な現場を統括する本部なのだから、もう少し、他人に説明できるようでないと。

複数のおばちゃんがインタビューに応じてくれたが(うち一人は、ピンチヒッター)、競うようにして、インタビューに応じてくれるということはなかった。

2時間のインタビュー調査時間をいただいたが、答えがえられないので、1時間40分で切り上げた。

いつもは、予定時間ギリギリまで粘るのだが、粘る必要性を感じなかったので、珍しくこちらから<ありがとうございました>と切り上げた。

考えてみれば、1日目の午後のナーシングホームも3日目午後のガムラオスロも、オスロ市役所がアレンジしてくれたのでインタビュー調査が可能になった。

現場セクションへ話をつけてくれた紹介者として、とても恩を感じている。

さて、午後のGamla Oslo.

最高であった。このオフィスに午前中から夕方までお世話になった方が良かったなあと思う。

最初は、サービス拠点の全体を説明してくれるのだが、私は、自分の研究テーマに関するトピックスに早く話題を移してほしいと歯がゆさを感じていた。

しかし、ある場面から、やっとストライクゾーンに入り、サクサクと前進できるようになった。

質疑応答を通じて分かったことは、一つの要介護認定の結果が出るまでに、あきれるほどステップがあることとであり、現場サイドではそれが異常であると認識していることであった。

経済的にも人的にもコストがかかり過ぎているというのが構造的な大問題。

政治家の判断が変わらなければ、現在の不経済な長ーい手続きは解消されないだろうと、諦めているようであった。

このGamla Osloでも、優しい人間味あふれるおばちゃん軍団が応じてくれた。

結局3日間でインタビュー調査の場面に登場した男性は、2日目午後の統計局30代後半のまじめなお兄さん一人だけだった。

この怒涛の3日間を支えてくれたのは、お若いTさん。黒木メイサ風のクールなビューティ。九州出身。

私が寂しい思いをしないようにと、夕食にも付き合ってくれ、色々と工夫を凝らしてくれた。

有能なTさんである。

初日は、Tさんの友人のK君を交えて3人で夕食。サーモンを食べたいという私の希望をかなえてくれた。

2日めは、日本食レストラン。ここは日本か?と思う程、豊富なメニュー。生姜焼きが食べたいという私の希望をかなえてくれた。ステーキの生姜焼きがとってもすてーき!

最終日、Tさんを紹介してくれたAさん交えて3人でレストラン。Aさんもお若い。アナウンサーの高橋まや風の飛んでるお方。ユニークなキャラにびっくり。東北出身。

3日間とも、有意義なインタビュー調査ができただけでなく、こうして夕食も楽しむことができた。

私は、こうして若い方々の様々なサポートを受けながら、<元気>をいただきながら、遅々としていて歩まない歩みであるが、少しずつ研究を前進させていきたいと心に誓った。

また、日本でこのお二人さんと再会したいと思う。

それとも、来年も、オスロで再会か?

今回は観光地に全く行けなかったので(私がハードスケジュールを希望したのだから自業自得なのだが)、次回訪問時には、半日ぐらい、観光したーい!

 

 

 

 

 

 

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