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二日目のオスロ。

今日は午前中、保健福祉省、午後は統計局を訪問。

保健福祉省は、先日の青年によるテロ爆破事件の影響で、スケルトン・ビルに引っ越しをしていた。

8階から2階まで、全て足元まで見えてしまうというビル。中で働く人々も、最初は、落ち着かないだろう。

スカートをはく人はいないので、余計な心配は無用であるが、全ての立ち居振る舞いが、<見える化>してしまうので、プライバシーなどあったものではない。

さすが、オスロ。

お洒落!なビルがあるなあと感心していたら、そこに保健福祉省が入っていたので、二度びっくり!

何でも、また移転するそうな。落ち着かないもんね。

もとの庁舎は、高い塀で囲われたまま。爆風で、窓ガラスは破壊されたまま。

残骸は取り除かれているようだが、窓ガラスを入れず、木の板で遮蔽していた。

インタビュー調査の雰囲気は、相手の方のキャラで大いに異なる。

超がつくほど明るいテンションが高いお姉さんが中心人物。

とってもインタビューが楽しい。

あらかじめ、質問項目を送付してあるので、その流れに沿って、インタビューが進む場合もあれば、このお姉さまのように、その場でアドホックに説明がなされる場合もある。

この場合、通訳様が苦労する。

そんな話、打ち合わせでなかったジャンと心の中で思っておられたであろう。

2週間前に、日本の厚生労働省に行ってきたとのこと。

へえ! 20へえ!!

ノルウェーと日本は、これまで交互に相手国を訪問し、厚生行政官僚同士で、高齢者福祉政策に関する交流を続けているそうな。

宮島局長とディスカッションしたかと聞いたところ、<そうそう、そうよ>とのお返事。

報告書ちょうだい!とお願いしたら、本当に送っていただけることに。

ありがたい話だ。

1時間の昼を挟んで、午後は<統計局>へ。

昨日の昼はラザニアを食べて胃がもたれたので、今日はハンバーガー。

日本なら、立ち食いそばで軽くと行きたいところだ。

この統計局が、大ヒット!否、大ホームラン。

最初は、念のために立ち寄ろうぐらいの軽い気持ちであったが、

インタビュー調査で訪問したあちこちで、最後は、そのデータは、統計局が持っているはずなので、そこで聞きなはれ~!で終わることが多かった。

確かに統計データの総本山。

街中の雑居ビルにその総本山は、さりげなく存在していた。

2つのデータベースを駆使すれば、私のしようとしている研究が進むことを確信できた。

本当か?

やってみないと分からない。

2つのデータベースのスタート地点が、私のやろうとしていることと異なっているので、

2種類のスタート地点をずらしてもらえまっか?と

お願いしたところ、

<よろしおま!>の二つ返事。

これもありがたい話だ。

3人の第一線スタッフが、2時間近いディスカッションにずっと付き合ってくれた。

今回は、いつものお土産でなく、<いつも以上に気合を入れたお土産>を持参。

そのせいで、成田空港のチェックインでは、トランクが23キロを軽く超えているので、

コペンハーゲンでは、気を付けるように!と、きつい指導が入る。

最後、4人で写真を撮り、お開きに。

 

4時間後、最終日のインタビュー調査。

午前は、私の最大の関心事である<要介護認定>の方法論をしっかり聞き取るために、オスロ市役所を訪問。

さて、今日は明るいお姉さんが登場するか、陽気なおじさんが登場するか、楽しみでR。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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