「虚庵居士のお遊び」

和歌・エッセー・フォート 心のときめきを

「瑠璃菊・ストケシア」

2006-07-11 10:34:23 | 和歌

 瑠璃色の爽やかな花を見つけた。

 素人のバカチョンカメラで写したが、実物のあの爽やかな色合いの再現できていないのが、悔しい思いだ。カメラにまで懲りだしたら時間的にも際限が無いので、「モドカシイ」想いをぐっと飲み込んで諦めている。「色調が違う」とのお叱りはご勘弁願いたい。

 子供の頃、田舎で栽培していた「蝦夷菊・アスター」によく似てはいるが、花びらも咲き方も明らかに違う。調べたら「瑠璃菊・ストケシア」と判明した。
写真には、花の傍に縮みのある丸葉が映っているが、これは混植された別物で、柳葉が瑠璃菊のものゆえ、念のため書き添えておく。

 この花は細長い無数の花弁が、見事、一列に並んでいるが、丁寧に見たら四・五枚の花びらが一つに繋がっていることを発見した。自然の創造力の見事さには目を瞠るものがある。加えて、夕暮れになれば瑠璃色は更に色を深めて、神秘的なものを切々と訴えてくるのは何故であろうか・・・。






             陰鬱な梅雨の合い間の陽を受けて
   
             瑠璃菊咲くかも 息抜きをせよと 



             もじゃもじゃの内の花弁は裂き割れるも
  
             外では見せるか四五枚連ねて   



             夕されば瑠璃いろ深まり我がむねに 
  
             迫りくるかも神秘を湛えて   





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