梅雨の中ごろになると、鉄砲百合が咲いて、梅雨の鬱陶しい気分を晴らしてくれる。
「うつろ庵」の鉄砲百合は、「ホトトギス」と「アガパンサス」の狭間で、太陽様の光が不足したのであろう、二輪だけが花を付けた。それぞれ好き勝手に、在るがままの状態で育てているが、適度に陽光や施肥などの気配りをしてやらねば、必ず「すねて」みせる花たちである。
白妙の鉄砲百合の花二つ
緑座にまします女神なるかも
白妙のころもにこぼれる金粉を
意に介さぬもやんごとなかりき
光をたっぷりと浴びて好成績であったご近所の鉄砲百合と対比して、戒めとしたい。
世の中に我が身のあるは何ならめ
憚りの無き醜き果てにや
濃い緑のなか、純白の百合の美しさ、
目にしみるようですネ。
アガパンサスは、大好きな花です♪
去年、いただいた小さな株を植え付けましたけど、
うまくいかず、いつか消えてしまったんです。
アガパンサスの青紫はとてもきれいな色ですネ。
サバンナ様の花畑の百合には、とても及びませんが・・・。
アガパンサスは、生命力の逞しい花です。
「うつろ庵」には随分増えました。よろしかったら
株分けいたします。
我が家の百合はまだまだ蕾も付いておりません。
我が家の百合も手入れなど全くしておりません、
ですが、毎年いつの間にかぐんぐんと大きくなっております。
鉄砲百合、もう少し上を向いて咲いてくれたら嬉しいのですが・・・(苦笑)
受け止めれば、愉しみが倍加しますね。
鉄砲百合は、「もう少し上を向いて」と思いますが、
ゆりの咲き方は「自然の摂理を弁えて」いるようです。
上向きのゆりにの花に溜まった雨の雫を、
香水代わりに? 清涼飲料に? 晩酌のカクテルに?
それぞれ、グッドアイデアにあらずや???
おそらく野生のゆりが、夏の盛りに花をつけます…
凛とした 白さも立ちて 気高くも
ただひたすらに 咲きほこるなり
てっぽう百合 白さのゆえに あるがまま
何も語らず 何も求めず
アガパンサスの株分けについて
お心使い有り難うございます。
近所の友人が2種類持っているので、
秋に株分けしてもらうことにしていますので
大丈夫です。
こんどこそ、うまく植えたいと思ってます。
鉄砲百合は清らかな姿がいいですね!
こちらに参加されている皆様のコメントや和歌も、
楽しく拝見しました♪
何時も素直な気持ちを、歌に託して下さって
ありがとう御座います。
詞書から推察しますと、風待人さまのお宅に咲くのは
「高砂百合」ではなかろうかと思われます。
この鉄砲百合は、所謂「百合根」の宿根草ですが、
花が咲き終わるとかなり大きな鞘の実を付けます。
やがて鞘が割れて、夥しい数の種子を撒き散らしますが、如何でしょうか・・・。
「うつろ庵」にも、種子を採取して蒔いた苗が
立派な花を咲かせてくれます。
しかもお歌のように凛と、背の高い、気高い花です。
かへし
ひたすらに ただひたすらに咲けるかも
白妙のはな野の高砂百合は
何と申しても、お近くの友人です!
ヨカッタデスね!!
今度は大丈夫でしょう、来年が楽しみですね。
その名も知らずに、楽しんでおりました。
ほんとうに、たねのたくさん入った大きな実がなります。
雨音も 何とはなしに 心地よく
ひとり佇み 夏空おもふ