7歳になった孫から、「かめの さんらん」とのタイトルで、写真入りの特別レポートが届いた。9月の小学校入学前に、誕生パーティーを楽しんだ彼だが、その際に、友人達に得意げに説明したものであろう。
土曜日だけの日本語学校での勉強にしては、句読点もきちっと入って、花マルをやりたい気分だ。
かめが、ぼくのうちのしばふに、たまごをうんだ。
あしで、しばふと つちをほって、たまごを あなにうんだ。
かめは、うしろあしで、つちをあなにかぶせた。
そして、あしでおして、つちをかためた。
そのあと、しばふをとおり、いしがきをとびおり、
パティオをよこぎり、また、いしがきをとびおりた。
ぼくがおもっていたよりも、かめはもっとあるくのが
はやかった。
さいごに、みずうみにかえっていった。
半月ほど前に、フランスでの夏休みを過ごして、ニュージャージーの自宅に帰国した直後、亀の産卵の様子をカメラに収め、その写真を何枚か送って呉れてあった。その中の何枚かと、今回の誕生パーティーでの説明振りを、セットにしてご紹介する。娘に叱られそうだが、親馬鹿ならぬジジ馬鹿の勝手な振る舞いと、頭を掻きつつ謝ることにしよう。
湖に帰った道順まで、丁寧に説明した彼の心には、「かめが、ぼくのうちの しばふをえらんで、たまごを うんでくれた」との、誇らしい思いがあるに違いない。
最後には亀さんと一緒に、湖でキャッキャと泳ぐ子供達であった。
いつの日か亀の子どもら列をなし
芝生を歩まむ みずうみ目指して
追記: 一昨年の夏のこと、ビジネスの序に孫を伴って里帰りした娘は、
孫をじじ・ばばに預けて都心で奮闘した。
その間、故郷の幼稚園に孫を短期入園させたいとの、娘の強い要望に応えて、
じじは園長先生に直談判して、3週間の仮入園のご許可を頂戴した。
過日、ブログのこのページをコピーして、園長先生にお届けした。
幼稚園の子供達の反応が愉しみだ。
おいそれと飛んで行けないモドカシサを我慢して、
「いろつき ひらがなの おてがみ」を
早速したためて、「花マル」を送りました。
今頃は、ピカピカの1年生となって、胸を張って
入学式を済ませたことだろうと思います。
時には、「じーじ! スカイプ しようよ!」との
嬉しい呼びかけに応じて、パソコン・ビデオで
お話を楽しんでおります。
まずビックリしました
子供の成長はめざましいですね
しかも!
週1度の日本語学校で・・
字もしっかり書けてますし
いや~お~どりん
ずっと見守りたい心境です
あ~純真無垢なあの日に帰りたい