秋も深まり朝夕の肌寒いこの頃では、「ピンクのオキザリス」は目を惹く存在だ。
住宅街を外れて散歩していたら、庭と空地の境が定かならぬ辺りに、「オキザリス・プルプレア」が雑草と入り混じって可憐に咲いていた。
オキザリスは白・黄色・赤・縞模様など様々な花の種類がある。それぞれに固有の名前が付けられているに違いあるまい、そんな思いを抱きつつ花図鑑を調べたら、「オキザリス・プルプレア」に辿り着いた。
元来、オキザリス自体が野生と園芸種の区別もつけがたい草花ゆえ、雑草と入り混じった露地は、彼女らには寛げる環境なのかも知れないが、住み人の除草の支援があれば、「オキザリス・プルプレア」はもっと気品を湛えているに違いないと思われるのだが・・・。
何処までが庭か空地か定かならぬ
草叢に咲くオキザリスかな
地境の定かならぬは住み人の
長閑な暮しの証しならむか
草叢は「極くつろげる雰囲気よ」
オキザリス・プルプレアの声聞く心地す
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