全国的な寒波と降雪に見舞われた一両日であった。
三浦半島の横須賀にも、何年振りかで積雪があった。
「うつろ庵」の周辺では、道路の雪も瞬く間にとけてしまったが、たった1キロほど離れた市街地ではかなりの積雪が、2日を経た今日もまだ残っていた。
郷里の信州では、「雪の明日は裸の洗濯」との言い伝えがあって、降雪の後には不思議なことに、暖かな好天に恵まれたものだった。まさか「裸になって洗濯をする」ほどの暖かさではないが、寒冷地の住民の思いを素直に伝える名言だ。
そんな好天に恵まれて、「うつろ庵」の深紅の蘇芳梅が綻んだ。
青空を背に口つぐむ紅梅と
日ごとに交わすは朝の語らひ
大寒の梢に固き蕾かな
日に日に色づき膨らむおとめか
郷里の古老の言葉 「雪の明日は
裸の洗濯」 陽ざし好きかな
立春を寿ぐ気配に蘇芳梅の
綻び 咲くかも 庵の庭に
キャメロンが娘と共に来るといふ
孫の笑顔を梅花に観しかも
Cameronから、長いながい巻紙のお手紙が届きました。
じじが障子紙を細く切って繋いだ手紙を真似て、何とも可愛いお手紙でした。
来週には、じじの腕でCameronをBig hugです!!