河鹿の涼やかな鳴き声に、初夏の訪れをおしえられた。
近くの友人を誘い、虚庵夫人を伴って伊豆・函南のホームコースでゴルフを楽しんだ。
箱根コースの十八番ホールには、グリーンの脇に岩清水が灌ぐ見事な池がある。普段はゴルフに夢中で、池の風物など目にも入らないが、グリーンに近づくと、思いもかけず河鹿の涼やかな鳴き声に迎えられた。
河鹿は五月から七月ころにかけて、清流の上流などで、ごく稀に耳にすることもあるが、ゴルフ場で歓迎を受けようとは、思いもよらぬことであった。隣の原生林から闖入したものであろうか、河鹿の鳴き声に助けられて、グロスは七十七であった。
(出雲市鰐淵小・猪目分校のホームページから、河鹿の録音を拝借した。
ここをクリックすると河鹿の鳴き声が聞こえます。)
石楠花の花散り初むる あしびきの
函南山に河鹿なくなり
函南の山の真清水 湧く池に
たゆたい恋鳴く河鹿きくかも
わぎもこはいかにかきくらむかはづなくを
をとめをこふる せつなきうたを
無茶庵さまの高度な業には到底及びませぬ。
ゴルフは偶々競うことなしに、のびのびとプレーが出来た結果でしょうか? それにしても、「河鹿の鳴声」は虚庵居士に聞かせたいとの函南原生林の神様の、「おぼし召し」に違いありますまい。是非一度、奥方とお訪ね下さい。
今年5回目の「月いち」ゴルフですから・・・。
その昔、河鹿は「かはづ」として多く歌に詠まれましたが、虚庵居士の拙い歌は、「かはづ」をイメージダウンさせたかと反省しきりです。
連休は何かと野暮用があり久しぶりに
お訪ねしました
御夫婦でゴルフ・・・
私が目指す理想の夫婦像です
う~ウラヤマシイです。
我が家からすぐ近くにも名門と言われる
ゴルフ場がありますが・・・
いつかお越し下さい
虚庵夫人とのゴルフは、お互いに意のままにならぬのをボールにぶつけて、鬱憤晴らしなのかもしれません
「河童が鳴いている!いつまでも起きて
いると川に引きずり込まれるゾ」と
言うので、恐かったです。
ゴルフは、虚庵さんと同じ料金で、
私は林の中や崖下、池の中など2倍以上楽しめます。
実はお~どりんさんの紹介で、
「千年の友」を手にして読んでいます。
と言うか、あまりに高尚な吟遊に
目が点になっているのが実情ですが・・
林の中、崖下でのゴルフは虚庵居士も同じですが、トクタン様は池の中でもをお楽しみとは、脱帽デス
河鹿・河童! トクタン様の育った素晴らしい環境が、目に浮かびます。
拙著「千年の友」をお読み下さって、有難うゴザイマス。トクタン様、お~どりん様、りらん様と千年昔のジイサマ達を交えて、河鹿・河童の声を聞きながら、
酒酌み交わすのは虚庵居士の夢にて候