川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

へたり中

2009-09-14 21:48:15 | 日々のわざ
R0011985R0011984週末、へたっていた。
子どもたちと楽しく遊ぶ2日間、あれやこれやと詰め込むと、自分がパンクする、と自覚。
平日は、学校あるだけ、体は楽できるのだけれど、しかし、疲れが残っている。
「足下」の川でホワイトベイティング(そのうち解説予定)しつつ、のんびり気分のつもりが、やっぱり疲れてる。
そんな中、夕方からNZSTAのプロフェッショナルデベロップメントのセッションにでかけたので、ねむいっす。
これは、日本で言えばP連の研修に相当するものだけれど、本日のお題は「校長評価」。
この国では、毎年、保護者が校長のパフォーマンスを評価するのがお約束なのです。


Honey for sale cloud

2009-09-12 21:12:20 | 日々のわざ
R0012077R0012065別になんてことないんですが、先日、バンクス半島の付け根まで行ったときの空など。
直売しているハニーは、味のきついマヌカではなく、クローバーのを買いました。

ハニーつながりでいうと、ぼくは、この国のハチミツでは、カマヒのファン。
ラタも悪くないけど、カマヒはクリーミーさがナンバーワンじゃないかと思うのですね。
カマヒハニーは、あまり輸出もされていないようだし、こっちにいる間だけの楽しみナリ。



NZSTAについての簡単な説明

2009-09-11 21:47:34 | 保育園、小学校、育児やら教育やら
R0011956エヌズィーエスティーエーとか、エヌズィスタなどと呼ばれる。

その名のとおり、学校のBOTのアソシエーションであって、つまり連合体。
しかしP連のように、行政との連携を強めるというのではなく、むしろ素人集団である学校のボードが、学校のガバナンスを行うことについての支援組織である側面が強い。


NZSTAは、最大の連合体にして支援団体で、ニュージランド全体の90%くらいのボードが入っている。
ボードの数は2200,そして、ボードメンバーの数は14500人くらい。
ちなみに、ほかにも支援団体はあって、NZSTAが気に入らないボードは、別のところを選ぶこともできる。

ウェリントンに本部があって、専従スタッフは30人とちょっと。そのうち13人はウェリントンにおり、3人はヘルプデスクとして、常時、会員からの相談を受け付けている。

リージョナルオフィスは、11カ所にあって、それぞれ地域コーディネーターと、職員人事などについての相談担当者の2人でオフィスを運営している。

やっぱり、日本のP連がPTAをきつくする(ヒエラルキーの中に組み込む)方向に進んでしまうのに対して、こっちは楽にする(支援組織)であることが前面に出ていることが最大の違い。

ちなみに、取材者に対してとてもフレンドリー。
自分たちのやり方に誇りを持っており、もっと伝えてほしいと願っているという。

しつこくこの本もプッシュ。
PTA再活用論―悩ましき現実を超えて (中公新書ラクレ)PTA再活用論―悩ましき現実を超えて (中公新書ラクレ)
価格:¥ 819(税込)
発売日:2008-10


Stone flower

2009-09-10 22:01:24 | 日々のわざ
R0012058R0012057週末、バンクス半島へ行く途中にあるビーチで、石拾い。
やたら丸く削られた石があって、これは各種重りに使えるので、いくつか持ち帰る。
それとは別に、Agateと呼ばれる、要するに瑪瑙のようなpebbleがたくさん手に入るので、子どもたちはビーチに寝転びながら、目を地面に近づけて探していた。
持ち帰ったAgateは、鉄粉と水と一緒にボトルに密閉し、車のトランクに入れておいた。振動で自然と磨かれるように。
さてどうなるか。



ニュージーランド行革物語

2009-09-08 07:08:57 | ひとが書いたもの
ニュージーランド行革物語―国家を民営した国ニュージーランド行革物語―国家を民営した国
価格:¥ 1,529(税込)
発売日:1996-10
かれこれ10年も前に書かれた本で、行革GoGo!な雰囲気に満ちあふれている。
今読むとまた味わい深い。
とにかく財政破綻をきたしたニュージーランドが、徹底した企業化・民営化で、事態を乗り切った事例を、日本でいう国土交通省、旧郵政省、農林水産省といった、既存権益の強いジャンルでリサーチしている。
もちろん、文科省マターも。
「国家を民営」というのは、まさにそうで、それは教育の現場で、保護者が学校を運営する主体であるとされ、実際にそれを実現する制度設計をしてしまったところなど(また、この本が出てから10年以上も、しっかりとそのやり方で運営され続けていること)凄みを感じる。その草創期を知るという意味でも興味深かった。

「やるときは一気に」「例外をつくってしまうと、不公平感がうまれる」というのは、PTAを変えなきゃ、とぼくが言うときに必ず言うことなのだけれど(マイナーチェンジは現状を下支えしてまう、いうことも含めて)、この本では「change!」そるときのスピードに感銘を受けた。

さて、新政権の施策は? どんどん大きな政府に戻る方向なんだろうか。


3連休が終わる

2009-09-07 18:22:06 | インポート
3連休。
週末にくわえて、学校が「ティーチャーオンリーディ」としてクローズになったため。
子どもにしてみりゃ、休みの日以外のなにものでもない。
娘のバレエの友だちの家に遊びに行ったり、オリエンテーリングのためにサザンアルプスのふもとまで行って、ついでにラカイア中流でトラウトを釣ったり(食べ頃47センチをゲット)、バンクス半島に行く途中にあるビーチできれいな石を拾ったり。
ばたばたとすぎたのでした。
ちなみに、写真は家の前で撮影。GRD3にて。
R0011686R0011683R0011675


日本は好きだけれど、捕鯨には胸が痛む

2009-09-04 07:54:46 | 川のこと、水のこと、生き物のこと
R0011447R0011450モールの中でキャンペーンの説明をしているアクティヴィスト。
2、3年前にグリーンピースNZが始めたキャンペーンが今も生きていた。
捕鯨を問題にすると、なぜか「日本人一般」を非難しているように響いてしまう。なぜかそうなってしまうこれまでの積み重ねのごとき経緯がある。

そこで、それらを分離しようという試み。


スシ、大好き。
数独、大好き。
サケ、大好き。
日本は好きだけど、捕鯨には胸が痛む。

ぼくはこのアプローチはよいと思うのでドネーションしてくる。
「このキャンペーンが気に入ったからだ」と言って、継続をエンカレッジ。

クジラを捕って、考えた (徳間文庫)
価格:¥ 620(税込)
発売日:2004-10


考え方を考える

2009-09-04 07:46:42 | 保育園、小学校、育児やら教育やら
R00116087-8年生の教室には、こんな張り紙がある。
考えることについて考える。メタコグニション。
これについて、クラスの先生は、「変化が早い時代だから、この子たちが大人になったとき、ここで知った知識がそのまま役立つとは限らない。どんな時でも柔軟に考え、問題解決できる思考の技術を身につけるのが一番」という。
これは、この先生の独自方針ではなく、学校レベル、ひょっとすると国レベルのカリキュラムの背後に横たわる、基本的アイデア。


ただ青い空

2009-09-02 21:58:09 | 日々のわざ
R0011712GRD3によるただ青い空です。
発色はきれいだけれど、ぼく的にはつまんないです。
雲、カムバック!!

そんな中、きょうは、ニュージーランドのBOT(学校理事会)をサポートするNZSTAのカンタベリー支部へと出かけてきました。
本当にオープンな雰囲気のオフィスで(とはいえ、フルタイムは2人だけなのだけれど)、たくさん資料もらい、たくさん熱の籠もった話を聞き、帰ってきたので、それはのちほどアップします。




ほっとする

2009-09-01 19:36:57 | 日々のわざ
R0011715これまでの経験上、世界中どこにいっても、チャイニーズがいて、飲食できるお店を開いていて、化学調味料たっぷりのチャーハンやらヌードルやらを食べさせてくれる。
本当にありがたい。
ともすれば高級レストランになってしまう日本食に比べて、ずっとほっとする。
というわけで、時々、食べてしまうチキンヌードル@フードコート。



クライミングシューズ

2009-09-01 09:22:28 | 日々のわざ
R0011720_2息子のクライミングシューズが小さくなって新調。
それにしてもわずか1年の間に見違えるほど大きくなるものだ。
最初は靴下をはいていいたのが、そのうち裸足になり、最後は、「靴の形に足が固まる」までになってしまった。
ちょうど右のつま先に穴があいたし、替え時ではあった。
古いやつはきれいに洗濯して、しばらく娘が使う。

閑話休題。
9月ですね。日本でのドラスティックすぎる政権交代についても、イマイチ当事者感覚を持てずにいる今日この頃。
日本の学校はきょうからなのだなあと、すでに遠きにありて思っている始末です。
遠からず帰る社会なのに、外惑星探査船に乗っている気分になってまいました。

こちらは、あと3週間で今の学期が終わり。
次の学期まで2週間のインターバル。
旅の予定も立ててます。