ブラジル対アルゼンチン。
世界大会の決勝でははじめての組合せだそうな。
どんなにすごい闘いになるのだろうと思っていたら、あっけなく決まった。
ファンタスティック4の最高のファンタジー。
アドリアーノ、カカ、ロナウジーニョ、アドリアーノ!
やっぱりアドリアーノは新しい怪物。
ロナウドの体に、ロベカルの左足というかんじだ。まともにヒットすると、ボールが爆発したような音を出す。左サイドからノーステップの強力なサイドチェンジをシシーニョに送った瞬間はロベカルだったし、ゴール前の混戦を軽やかに抜け出す瞬間はロナウド。
ロナウジーニョのサイドボレーは、あまりにもさりげなくて凄みもへったくれもなくて、当たり前のゴールに見えた。シシーニョからのクロスもよかったね。コンパクトなアウトスイングからどんぴしゃりと来る。
この試合でも、みせてくれたのは、バイタルエリアでの究極ボール回し。
このエリアのプレッシャーの中でボールを失わない。カカの得点は、そういうボール回しの中で、最後に生まれたもの。
ジーコのやりたいサッカーってのはこういうことなのかとよく分かる。
もっと浅い位置では、日本代表もこういうパス回しができることがある。そして、振り回された相手が破綻を見せた瞬間をついていくのが、ブラジル風なんだろう。
試合が終わって、すごく熱くなった。
モダンサッカーでは失われたとされる、大切なものが実は失われてはいなかったんだという感覚。
具体的に言うとヨハン・クライフにやられた時のブラジルをもって、「楽しい攻撃サッカー」は終わったのだと思うのだ。そして、スペースのつぶし合いを基調としたモダン・サッカーが始まった。
でも、まだまだやりようはある。
たとえば、プレスに対抗するキープ力や、判断の速さが研ぎ澄まされれば、モダン・サッカーを無効化できる。今回のファンタスティック4は、そのあたりを証明して見せてくれたわけである。
ほんと楽しそうだなあ。得点が決まるたびに4人で歓んでる姿がなんともいえない。
日本がこうだったらいいなという理想型がここにあり、当面のモデルとしてはメキシコの存在が目に焼き付いた。そんなコンフェデ杯でした。
と一気に大会の総括をしてしまうのだった。
世界大会の決勝でははじめての組合せだそうな。
どんなにすごい闘いになるのだろうと思っていたら、あっけなく決まった。
ファンタスティック4の最高のファンタジー。
アドリアーノ、カカ、ロナウジーニョ、アドリアーノ!
やっぱりアドリアーノは新しい怪物。
ロナウドの体に、ロベカルの左足というかんじだ。まともにヒットすると、ボールが爆発したような音を出す。左サイドからノーステップの強力なサイドチェンジをシシーニョに送った瞬間はロベカルだったし、ゴール前の混戦を軽やかに抜け出す瞬間はロナウド。
ロナウジーニョのサイドボレーは、あまりにもさりげなくて凄みもへったくれもなくて、当たり前のゴールに見えた。シシーニョからのクロスもよかったね。コンパクトなアウトスイングからどんぴしゃりと来る。
この試合でも、みせてくれたのは、バイタルエリアでの究極ボール回し。
このエリアのプレッシャーの中でボールを失わない。カカの得点は、そういうボール回しの中で、最後に生まれたもの。
ジーコのやりたいサッカーってのはこういうことなのかとよく分かる。
もっと浅い位置では、日本代表もこういうパス回しができることがある。そして、振り回された相手が破綻を見せた瞬間をついていくのが、ブラジル風なんだろう。
試合が終わって、すごく熱くなった。
モダンサッカーでは失われたとされる、大切なものが実は失われてはいなかったんだという感覚。
具体的に言うとヨハン・クライフにやられた時のブラジルをもって、「楽しい攻撃サッカー」は終わったのだと思うのだ。そして、スペースのつぶし合いを基調としたモダン・サッカーが始まった。
でも、まだまだやりようはある。
たとえば、プレスに対抗するキープ力や、判断の速さが研ぎ澄まされれば、モダン・サッカーを無効化できる。今回のファンタスティック4は、そのあたりを証明して見せてくれたわけである。
ほんと楽しそうだなあ。得点が決まるたびに4人で歓んでる姿がなんともいえない。
日本がこうだったらいいなという理想型がここにあり、当面のモデルとしてはメキシコの存在が目に焼き付いた。そんなコンフェデ杯でした。
と一気に大会の総括をしてしまうのだった。