川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

岸由二さんに会う準備

2007-02-24 07:07:06 | ひとが書いたもの
自然へのまなざし―ナチュラリストたちの大地自然へのまなざし―ナチュラリストたちの大地
価格:¥ 1,835(税込)
発売日:1996-07
次の金曜日に岸由二さんと会う。そこで、この本を再読。名著だ。ぼくの中でオールタイムベストに入る。これと出会わなければ「川の名前」は書かれなかったし、その後の都川や桜川の話も少しずつちがったものになっただろう。同姓同名の岸裕司さんの本もオールタイムベストなので、ぼくはキシユウジに大いなる影響を与えられてきた。
自然とは、私にとってなによりもまず大好きな生きものたちであり、そんな生きものたちの暮らしを載せて足もとに広がる、水系や、丘陵や、雑木林である。


というふうに帯にあるように、常に足下から話が始まり、ぼくらがいまいる場所としての「宇宙」までシームレスだ。
ぼくにとってはセンス・オブ・ワンダーの本。

ぼく自身の著作としては、以下の二作と密接に関係がある。

川の名前川の名前
価格:¥ 735(税込)
発売日:2006-07


緑のマンハッタン―「環境」をめぐるニューヨーク生活(ライフ)緑のマンハッタン―「環境」をめぐるニューヨーク生活(ライフ)
価格:¥ 1,800(税込)
発売日:2000-03


さらに、もうひとりのキシユウジさんはこちら。

学校を基地に「お父さんの」まちづくり―元気コミュニティ!秋津学校を基地に「お父さんの」まちづくり―元気コミュニティ!秋津
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:1999-03


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2 コメント

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川端さん、初めまして。つい最近、人に勧められて... (木のヒゲ)
2007-04-01 11:59:44
多摩・三浦丘陵にすんで岸由二さんの謦咳に接する機会の多かったナチュラリストのはしくれとしては、この本の存在を知らなかったことは不勉強の至りでした。読み終わってすぐ、「リバー・ネーム」に共感している友人に勧めました。

もしかしたら既にお気づきなのかもしれないのですが、以下の箇所の生物名は、もしかしたら誤植かもしれないと思いました(生き物好きはこういう細かなことがすぐに気になってしまうのです)。思い違いでしたらお許しください。
(ハヤカワ文庫版)
 46ページ オオサギ → ダイサギ
 61ページ コハギボウシ → コバギボウシ
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ありがとうございます! (カワバタヒロト)
2007-04-02 16:29:59
はげみになります。
きっとまたご縁がありますね!

生物名のご指摘も感謝!
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