川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

「青い瞳」が起源なのか

2005-03-09 23:55:59 | ソングライン、ぼくらの音楽のこと
青い瞳 ブルー・コメッツ

昭和二年に日本やって来たアメリカ人形は、「青い目の人形」と呼ばれました。
昭和41年の「青い瞳」は「青い目」じゃなく「瞳」でした。

この瞳はまだ「閉じる」能力を獲得していないのだけれど、瞳=目というような用例のはしりだったのではないか、と。

ユーミンの「瞳を閉じて」は、昭和49年の作品のはず。今ちょっと調べてみた。

さて「青い瞳」との8年間に、少なくとも歌詞の世界、そしておそらく広告の世界で、瞳は目になり、閉じられるようになったのかなあ、と。

もしも、なにか発見ございましたら、継続的に報告します。


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16 コメント

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昭和38年に伊東ゆかりの「恋する瞳」があったよ。 (しのぶん)
2005-03-10 00:20:28
これは恋してるだけだから、対象外?
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ユーミン以前の「瞳を閉じる」人々。 (しのぶん)
2005-03-10 00:40:01
「銀河のロマンス」ザ・タイガース
http://wagesa.cool.ne.jp/music/gs/ginganoromance.html

「恋を教えて」ヤンガース
http://www.sankei.co.jp/pr/seiron/koukoku/2003/0306/hi-se.html
(真ん中あたりに同様の議論が)

ともに作詞家が橋本淳氏でした。
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そうか、橋本淳さんが、大々的に使ったのね。 (本人)
2005-03-10 01:04:19
銀河のロマンス、恋を教えて……、と。

そうだよ銀河のロマンス。これはぼく的にも初めての瞳を閉じて体験だったかも。思い出したー。
ありがとしのぶん。
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あとヴィレッジ・シンガーズの「瞳をとじて」。 (しのぶん)
2005-03-10 01:46:51
これまた橋本淳氏が作詞。ブルーコメッツの「青い瞳」も橋本さんなので、彼が元祖「瞳を閉じる」作詞家なのかも。

コレより前ではザ・ピーナッツの「カカオの瞳」があったけど、原曲はドイツ語らしいし、日本語の歌詞がわかんないです。日本語歌詞の作詞は音羽たかし氏デス。
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詩的表現として、彼はこの言葉開発したのね。 (本人)
2005-03-10 01:51:39
すばらしい。
ビバ・橋本淳。

その後、無批判にそいつを継承したやつらは、最近になるとますます格好悪い。
とはいいつつも、平井堅のは、やっぱり、セカチューソングとして、一種のパロディ的自己批評をかんじなくもない。パッケージとして、「瞳を閉じる」ほうに一票みたいな。
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その点、中尾ミエの「いくつもいくつも目を閉じて... (しのぶん)
2005-03-10 02:08:45
その点、中尾ミエの「いくつもいくつも目を閉じて」はちゃんと目を閉じてるからエライ。回数の数え方の単位はどうかとは思うけど。
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いや、ちゃんと「目を閉じる」人ってけっこういるよ。 (本人)
2005-03-10 02:20:56
いや、ちゃんと「目を閉じる」人ってけっこういるよ。
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あと、瞳に映るって、表現はいいですね。 (本人)
2005-03-10 02:22:09
正確には網膜に映ってるんだけど……、つまり、ぼくもいい加減です。
気になるところと気にならないところのカットオフが人とは違うだけ。
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「瞳」のお話、興味深く読んでいます。 (Tompei)
2005-03-10 10:38:52
壺井栄が昭和27年に「二十四の瞳」を発表していますが、
これは関係ないですか?
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24の瞳は、「ただしい」用例、ですね。 (本人)
2005-03-10 13:53:27
文句のつけようがないです。壺井せんせい。
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