川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

西伊豆の夜の森にて1(ニイニイゼミの羽化)

2005-07-20 07:22:26 | 川のこと、水のこと、生き物のこと
semi息子と一緒に夜の森へ。もちろん昆虫採集目的。
子供の頃は、ラジオ体操前に起きて昆虫採集っていうのが王道だったけれど、考えてみれば夜の方が「ゴールンデンタイム」なのだ。おもにカブトムシ、クワガタムシをさがすにしても、ほかにもいろいろな昆虫と出会えて楽しい。


たとえば、去年は、千葉の実家の近くの雑木林で、カマドウマがセミを生きながらにして食べている衝撃的シーンに出会ったっけ。あれは当時3つやっていたブログの中の「生き物ネタ」用のものにアップしたら、その筋の人たちの間に静かな衝撃を与えた模様(興味ある人がいたら、このブログにも再掲します。カマドウマ eats 生きてるセミ、の写真。もっとも、今も検索すればたどり着けるとは思うけど)。

で、今年はね、ニイニイゼミの羽化。

こんなの見たことなかったよ。

ヤゴの羽化もそうなのだけれど、夜じゃないと見られないものって、大人がガイドしてくれないと子供には手が出ない。だか、ぼくは子供時代、見ることがなかった。
正直、セミの羽化の瞬間を見るのはこれが初めてだったんだ。

ちょっと感動。
ほんと、子育ては、子供時代を生き直すこと、という思いが強い。

それで、発見したのだけれど、ニイニイゼミの幼虫って、体の表面に泥がこびりついているのだ。
これって、よく見るアブラゼミなんかの抜け殻とはまったく違う。
ぐぐってみたら、自分の尿を使って、乾燥防止のために塗っているんじゃないか、ということでした。
でも、詳細は不明、とのこと。

ほんと、世界にはわかんないことばっかりだわ。
なんて素敵なんだろ、と思う。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。