ニュージーランドの「飛べる」鳥、プケコと、我らが親類の類人猿オランウータンの本が、隣に並ぶことなんて滅多にないんじゃないだろうか。
特に、日本語で書かれたものとしては、ひょっとして、これが初めての画期的な出来事かもしれない。
その画期性にどれだけの意味があるとはわからないけれど(笑)。
「プケコの日記」は、ニュージーランドの本を翻訳している大作道子さんの新しい訳書。
プケコ君の成長譚です。
プケコがトライアスロンしたりします。ニュージーランドのほかの鳥たちも出てきます。ウェカとか、タカヘとか。
小学生・中級よりの推奨ですね。
プケコの日記 (文研ブックランド) 価格:¥ 1,260(税込) 発売日:2013-11 |
「オランウータンってどんなヒト?」は、ぼくにとって、オランウータンをめぐるGuruである久世濃子さんが、小学生むけにオランウータンってどうよ的に解説したフィールド本。
おもしろいのは、オランウータンの母子を観察する久世さん自身が、お母さんになり、小さなお子さんをつれてボルネオのフィールドに連れて行ったりするところ。
すごいなあ。
これも小学校・中級より。
オランウータンってどんな『ヒト』? (あさがく選書5) 価格:¥ 1,050(税込) 発売日:2013-12-25 |
たまたまうちのテーブルで隣に並んだプケコとオランウータンたちが、平和な日々を送れますように。
赤ちゃん小脇にボルネオの森に行ったオラン研究者
と伝えています。
あー動物ものも書きたい。時間と体力が無限だったらいいのですがー。