川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

伝説のきょだいあんまんを運べ

2011-10-18 09:09:55 | きうらきら光ったりするもの
でんせつの きょだいあんまんを はこべ (講談社の創作絵本)でんせつの きょだいあんまんを はこべ (講談社の創作絵本)
価格:¥ 1,470(税込)
発売日:2011-10-01
でんせつの きょだいあんまんを はこべ (講談社の創作絵本)
価格:¥ 1,470(税込)
発売日:2011-10-01サトシン+よしながこうたく、の新刊絵本です。
ついさっき、高学年の読み聞かせで読んできました。
徹底して「おばか」な話なのだけれど、このおばかを、おばかとして笑えるのは、しろ高学年であろうと。
(この絵の人、ほかに何書いた分かる?と聞けば、やはり給食番長は記憶に残っているようですね)

のんびりゆっくり時間をかけて読んで、オチの「肉まん?」「それもアリ?」で、滑ったーっと喜んで、実に高学年ぽい読み聞かせとなりましたとさ。

一冊だけなので、もう一冊、話題にしようと持っていったのは、これ。
バムとケロのもりのこやバムとケロのもりのこや
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2011-01
この10年に起きた読み聞かせブームの中で、絵本って書き方が変わってきたよねーって話し。

もちろん相手は10歳とか11歳なので、彼らが育つのと同時にこのプロセスが進んできたわけだけど、昔からの大ヒット作であるバムケロは「絵が小さい!」。
せいぜ、膝上で親に読んでもらうことを想定しているわけですね。

それが、よしながこうたくになると、大きいものは大きく、小さいものは小さくのメリハリがききます。

遠くからも見やすくて、近くで(自分で)読んでも、新たな発見がある、と。

そもそもメインストーリーのほうかに別の小さなストーリーを画面の端っこで進行させるのは、バムケロでbreakした手法。
それをいまふうにアレンジしているのがよしながこうたく、みたいなイメージで見てます。