さて、息子の中学校の入学式。
同時にPTAからの入会についての説明もあり、そのタイミングで「非入会の意思表明文書」を役員さんに手渡してきた。
昨年度、この学校のPTA執行部がとても良い雰囲気で、ポジティヴにしてサポーティヴな天晴れな運営だったことは人から聞いている。
それもそのはずで、尊敬できるしっかりした人がやっているのだ。
とはいえ、ぼくのPTA活動@現場は、電池切れのまま。
また、自動的に保護者代表になってしまうPTAのあり方そのものに疑問をますます強く持ってしまっている今、PTAが果たしているよい部分を、単に保護者として果たせないだろうか、という思いもあり、当面、非加入を表明した次第。
当面が卒業までになる可能性は、半々くらいかと思う。
以下、提出した文書を参考までに。きっとどこかで、参考にしたい人がいるかもしれないゆえ。なお、PTA役員さんに提出したものとは、厳密には一緒ではありません。
後から気になった表現を微調整したり、間違っていたところをなおしたり。
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○○中学校PTA、役員の皆様。
はじめまして、今年度よりお世話になります○○の保護者です。
考えるところがあり、PTAに非加入で、新学期を迎えることに決めました。
PTAは、規約にどのように書かれていましても、任意加入の団体ですので、当面、非加入でいることにつき、ご理解いただけましたら幸いです。
なお、わたしたちは──
・ 学校や地域において、子どもの学びと育ちに貢献できる機会があれば、積極的に参加してまいります。ごく単純に、学校を応援したいと願っています。
・ PTAが全児童を対象とする事業を行う際、趣旨に賛同できましたら、実費を負担することにやぶさかではありません。
・ PTAが、学校から委託を受けている事業を、すべての保護者に門戸を開放していただけるなら、できるだけ参加したいと願っております。
・ 学級・学年・学校の「保護者仲間の結びつき」を大事なものと考えます。学級PTAの目的のひとつが、保護者の親睦をもとに学級のむすびつきを強くすることにあるのでしたら、懇親会などには是非、参加させていただきたいと願います。また、保護者の親睦活動をPTAの枠を越えて行ってもよいのでしたら、その担当に立候補するのもやぶさかではありません。
以上のような考え・立場で、当面、PTAとお付き合いできれば考えております。
小学校のPTAでは、自ら信じることに従って提案をする中、心身を削られるような体験をし、また、その都度、ほかの方々を削ってしまったかもしれないとの反省をいだいています。
○ ○中学校PTAは同じではないとおっしゃるかもしれませんが、PTAという仕組みそのものに目下疑問を抱いており、非加入からのスタートを決断しました。
ご理解のほどを。
必要でしたら、説明にまいります。
川端裕人(1年、○○・父)
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なお、ぼくが基本的に、保護者仲間と呼べる共同体を大切なものだと感じていることについては、こちら。
http://blog.goo.ne.jp/kwbthrt/d/20100318
最後にこのリンクもしつこくつけておこう。
さらにPTA進化論はここでよめるなり。
http://www3.atwiki.jp/cloud9science/pages/139.html
さらにさらに、「再活用論」の雑誌掲載版はこちら。
http://minnanopta.seesaa.net/