ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

山帰来(サンキライ)への興味

2022年12月18日 | 追分市民の森
山帰来(サンキライ)は追分の森の水路沿いに
トゲのあるつるを伸ばしていました。
水路の幅は1・3mほどあり赤い実に近づくことが
できませんでした。





冬の訪れで赤い実が目立ってきました。

山帰来は葉が丸いのでわかりやすいですが、
雌雄異株で雌株に実が成ります。
昔、山に行って毒消しをして我が家に帰ったのが
山帰来の名前の由来です。

別名サルトリイバラです。
生け花の花材ですが華道では山帰来と呼んで
サルトリイバラとは呼ばないとか。

追記:生け花に使われる山帰来は葉がないと
趣がないです。
10月~11月は赤い実が葉で隠れていました。

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オオバジャノヒゲを探して

2022年12月17日 | 追分市民の森
追分市民の森に行きました。
以前は水路沿いの薮にアオジが出ましたが、
薮が払われて鳥が少なくなりました。
森の中に木の実、草の実の宝庫を見つけました。



オオバジャノヒゲの長い葉に隠れた青い実を
探しました。
長い葉を手でかき分けて青い実を探しますが、
なかなか見つかりません。
葉の中に輝いた青い実を見つけてほっとしました。
そばにヤブコウジとマンリョウの赤い実がありました。






高さ10センチのヤブコウジは実が2個ついて
輝いていました。
別名10両で貨幣にたとえれば万両に劣りますが
ヤブコウジ科の代表です。
マンリョウ(万両)は幼樹で実は葉の下にあり
美しかったです。

黒い実のヤブランはまだ残っていて、この森で
ヒヨドリの鳴き声さえ聞こえないとは。



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貴白色のセンダンの実を見た

2022年12月15日 | 日記
センダンの実を見たくなり45分歩いて高台の
配水池付に行きました。
センダンはマンションと民家の境界にあり、
いつ伐採されてもおかしくない場所ですが、
奇跡的に残っています。





黄白色の実の固まりは日差しが当たると美しいです。
年が明けて-ヒヨドリなどが実を突くので道路に
たくさん落ちています。
植物の葉にポイントを置いて観察している知人から
刺激を受けています。
センダンの葉は奇数羽状複葉のようです。

センダンをはじめて見たのは10数年前の神宮の森の
観察会でした。
それ以来、黄白色のセンダンに興味をもっていますが、
春は薄紫色の花を楽しみにしています。



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お隣のチロリアンランプ

2022年12月14日 | 日記
お隣の高い門塀にチロリアンランプが咲いて
います。
以前はクリスマスが近づくと門扉のそばに
あるチロリアンランプを探しに住宅街を
歩いたものです。
つる性の庭木として結構見かけます。



学名はアブチロンですが、流通業者がつけた
チロリアンランプはいいネーミングで
気に入っています。
花は6月ごろから秋まで咲きます。
中は空洞で軽く釣りの浮き輪に似ています。
道路の向こう側の赤い花は風に運ばれて
我が家の方に飛んできます。

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庭に咲いた真紅の木瓜

2022年12月13日 | 日記
庭の木瓜は真紅の花が咲きました。
12月に木瓜が咲くのは記憶にないほど早いです。
植えてから50余年で、昨年枝の3分の1が
枯れてしまいました。



例年ヒヨドリが来て花を食べられますが、
今年はヒヨドリの姿がなく花がきれいです。

漱石の木瓜を詠んだ句を思い出します。
木瓜咲くや漱石拙を守るべく
「拙を守る」とは、目先の利に走らず不器用でも
愚直に生きることを意味します。



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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。